車の責任は運転者にあり

今朝、昨年4月にあった、

池袋暴走事故の裁判がありました。

被告は自己責任はなく車の異常を主張し、

（事故検証では車の異常は認められず）

無罪を訴えているそうです。

長年整備業界にいる者からすると、

あんな突然車が暴走することなんて、

人によるものでなければ、

とても想像できません。

それに車の責任は運転者にありです。

皆さん車検証を隅から隅まで、

全部見たことありますか。

表面には車の詳細があって、

これは車検日の確認とかで、

見たことがある方も多いと思うけど、

裏面にも重要なことが書いてあるんです。

「自動車の検査は、安全・環境の面について

　国が定める機銃に適合しているかどうかを

　一定期間ごとに確認するものであり、次の

　検査までの安全性等を保証するものではあ

　りません。

　自動車の使用者は、安全・環境を守るため、

　自らの責任で適切に自動車を管理しなけれ

　ばなりません。自動車の事故や故障を未然

　に防止するためにも、日常点検整備と定期

　点検整備を必ず実施しましょう。」

つまり日々車を動かすときは点検をし、

異常がない確認をする必要があるのです。

そしてその車を管理し使う使用者には、

その車に対しての責任があるんです。

どこかに行くアイテムとして、

気軽に使える車は、

間違いなく人が動かしている機械です。

自分の身の丈に合った車を、

自分の能力になった運転を、

《安全・環境を守って》使うものです。

被告の身の丈に、

被告の能力にあった運転をしていれば、

無かった事故だと思います。