2011-01-21 21:35:12 | 日記
一月二十一日は杉田久女の忌日です。
例句は6句、もっと評価されて良かったという観点からの句が多い。
一句だけ・・・
帰らねばならぬ家あり久女の忌 片山由美子
どう鑑賞しましょうか・・・この句を読んで久女の句を連想します。
歳時記の冬の時候の最後は・・・節分。
ここに久女の句があります。
節分の宵の小門をくヾりけり 杉田久女
節分の宵にわが家へ帰って来たのですね。
そのとき家の中から、鬼はそとーっと聞こえてきたのでしょう。
久女は家の門をくぐるとき、背筋に自分が鬼ではないかと思ったのかもしれません。
その時代ですから、主婦が夜に外出するなどほとんどない時代です。
節分の夜も、俳句のことでしょう・・句会などに出かけていたのかもしれません。
家族にすまないという気持ちと俳句への情熱を捨てることをしない久女なのです。
例句は、家を大事にせねばと言っているのでしょうか。
2016.1.19
猛烈な寒波です・・・西からの強烈な風が終日吹き荒れました。
そういえば明日20日は幸若舞が舞われる日だった。
昔見たときに二十歳代の舞手が見事で、信長もこうであったかと思った。
舞い終わった彼と一言挨拶をしたが、もう20年ほどなるかな・・・今はどんな舞を見せているのかな。
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