一句鑑賞

麦の芽

麦の芽
2011-01-20 21:46:47 | 日記
本日は大寒。へそ曲がりの私は大寒をパスします。
私の好きな冬の田舎の景色の一つに麦の芽があります。
短いながらも小刻みに冷たい風に揺れてます。
歳時記には、冬枯れの中に希望を見出すようで印象深いとあります。
その通りですね。

葛飾の土は黒しも麦芽ぐむ       五十嵐播水

土の黒と麦の芽の緑の対象がきれいですね。
今の葛飾には麦畑はあるのででしょうか?
福岡南部の筑後平野では麦畑が広がっています。

麦萌ゆる土こまごまと影を生み     福永耕二

麦が芽を出してきました・・・土に小さな芽が影を作り始めたのです。
この麦が、5月末頃にライオンのたてがみの色となって風に波うつのですね。
稲の田植えとはスタートが種からですからね、ちょっと可愛さがありますね・・・
麦の芽には・・・。



2016.1.18
凄い寒波だ・・・

コメント一覧

koh
ありがとうございました
根の張りもよくなるとは、知りませんでした
いろいろ効果があるのですね、ありがとうございます。
一句鑑賞
根も張るそうです
霜柱を防ぎ、根の張りを良くして伸びすぎを防ぐためだそうです。
koh
大寒が
明後日に迫ってきて、冬将軍が大暴れ中ですね。

『ライオンのたてがみの色となって…』
その頃の麦は電車の中から見ているのですが、
『短いながらも小刻みに冷たい風に揺れて…』
この頃のは、電車からは気付かずにいるようです。
でも、この可愛い麦の芽を踏むのでしょう?
子供の頃聞いたことがあります。
育つのが早過ぎない様にそうするとか?
本当なのでしょうか?
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