一句鑑賞

紙漉

昨日の秋月の一枚が残っていました。

この写真の左前方・・・おかしな表現ですが、写っていませんが秋月和紙があります。

俳句を始めて間もないころでした、いつもの秋月散策でした。秋月和紙に寄らせてもらいました。歳時記の解説は読んでいましたが実際の紙すき場などは見ないと分かりません。例によって厚かましくも訪問いたしまして・・・ご主人に見学させて頂けないか?

お仕事中ではあったようですが、どうぞと一言・・・紙すき場の片隅にあった丸椅子に腰掛けて作業を見学しました。一枚一枚漉きそれを見事に重ねていく、その工程をじっくり見させていただきました。漉き上がって重ねられた紙からは水が滴っています。一段落付くと質問攻め(笑)・・・乾燥はどうするのか?材料は?うるさい飛び込みの見学者ですね。

製品となった和紙を見ながらも質問しておりました・・・粗く漉いてあるものや材料の繊維質を感じさせないものや、色物など・・・呆れてらっしゃったでしょうね。

ちょうどその頃に我家(母の)を知人にお貸しして、いわゆる古布のお店にしておりました。古布そのものと洋服にしたもの、骨とう品も売ってましたね。その照明のセードに使うために、10枚ほど購入いたしました。

秋月和紙は代替わりをされているかもしれませんが、昨日外から拝見し、まだ続けてらっしゃるようですね。

火の神の棚に湯気上げ楮蒸す   皆川盤水

そのままでしたね、紙すき場の様子を思い出しました。

まだ水の重みの紙を漉き重ね   今瀬剛一

そのままですね。

今夜はこれで おやすみなさい

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