一句鑑賞

柳も揺れているかな

先日の秋月の続きですが・・・(-_-;)

秋月橋から下流を見ています・・・右手の茂りは柳?

以前はかなりな大木であったのです。

大雨の洪水とかで、もしその大木が倒れて流されると・・・

下流の眼鏡橋を損壊させる恐れがあるから、だろうか?

約3メートルほどの高さでバッサリと切られていた。

今年見てみると、切口の周辺から枝がたくさん伸びていた。

枝はこれからもっと伸びて、枝垂れるのだろうと思って眺めてました。

環境といいますか自然はそのままがいいのは分かりますが、人の生活に危害を出すようなことはご免こうむりたいです。人と自然の関係は、よほどしっかりとしてないと互いを傷つけることになります。

柳は春の季語・・・例句に気になったのは

難波津はここぞと柳青みけり   金子 晉(すすむ?)

柳は水辺に育ちますが、難波津とは昔はここも水辺に近くてという感じでしたでしょうが。今は建物などですっかり変わってしまった、しかし名残の柳は残っている・・・そんな景色なんでしょうか。

福岡で柳といえば、柳川ですね。ここ数年は行きませんがよく行ったものです。

川下りの舟から下船の時に、柳の枝が葉が頬などに触れたりするのもいいものでした。

正岡子規は・・・

瓦斯磴にかたよって吹く柳かな・・・と詠んでます。

ゆるやかな風が柳を一つ方向に吹き寄せているのでしょう。

かたよって吹くと言って、枝葉は言葉としてありませんね、下五の柳かなですべての景色がぱっと広がります。ガス灯で、都会の川辺の景色も見えます。

どの舟も竿を倒して柳かな

といったところで(__)

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