夕方まだ明るいのですが、月が出てましたのでスマホで一枚。手前の枝は雪柳、満開に近くなりました。
春月ですね。春の月は朧なるを愛でると歳時記の解説にあります。
春宵一刻値千金ともいわれて、なんとも春の宵は心揺れるころではあります。そんな夕時にこんな月を見上げますと、更けてきたらどうだろうとか思いますもんね。
夜の寒さも緩み、パジャマの上に来ていた夜着も軽めのベストなどとなります。
一茶は春の月を・・・触れば雫がたれそうだと
春の月さはらば雫たりぬべし 一茶
春の月ひとりの鍵を手に鳴らし 有馬籌子
楽しい会かなにかの帰りでしょうか、手に持つ鍵も音を立てているのです。
今夜は自句はパスです。
どこかに出かけないと刺激がなくて俳句モードになりません。