一句鑑賞

タンポポも咲き始めています

5年前の秋月の桜並木・・・この通りは、左手は秋城址です。

当時は杉の並木だったそうで、明治のころに伐採され、そのあとに桜が植えられてきたと聞いております。ですから桜に代っても、杉の馬場と言われております。馬揃へなども行われたのでしょうか・・・

この週は満開でしょうね、週末はことのほか花見客で混雑?するでしょう。

2017年4月の写真から再アップです。ここ数年はなにかとありましたので、カメラを持ってぶらりとは行けないのです。

今夜から明日にかけて雨が少し降る予報です。

季語では花の雨となるのでしょうか。

歳時記には花の雨で次の句が載っております。

花の雨白山の雷ともなひ来(く)   新田裕久

どうでしょうこの情景。花を愛でている自分に雨が、それも白山の方から雷鳴も聴こえてくる。白山のと言われると仕方ないかと感じたのでしょうか?今の雨も自然だが白山はもっともっと昔から屹立しているのです。

こんな景色を詠めるのは素晴らしいですね。昨今の句を見ていますと景色が小さいというか、なんというのでしょうか・・・感動はあっても広がりを感じない気がしております。いつかまた句作を始めるつもりですが、どこを見て句を作ろうかと思ってます。句は得るものとか申しますが、我々レベルではそうはいきませんからね。なるだけ出かけてその先で見えるものを句にできたらと思うばかりです。

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