一句鑑賞

ふつふつと

ここに三日寒かったですね、初雪のニュースもありました。

まだ私の町周辺は降ってませんが。

今夜から葉室麟さんの文庫を読み始めました。

「山月庵茶会記」ですが、読み始めると止まりませんので。

プロローグ、登場人物のことその家族や置かれた状況などが見事な表現で書かれております。続きが楽しみになりました。

主人公の住まいと茶室、山月庵に入るときに・・・主人公が詩を吟じるくだりが見事です。

牀前(しょうぜん)月光を看る

疑うらくは是地上の霜かと

頭を挙げて山月を望み

頭を低(た)れて故郷を思う

李白の詩「静夜思」だった・・・と物語は進みます。

久々に葉室麟さんの一冊、寒い夜にふつふつと胸の内が騒ぐ予感がします。

 

BGMはお気に入りのアルハンブラ、ギターは朴キュヒさんで。トレモロがきれい🎶

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