ハイナンNETの日常

メンバーが気になってること、メンバーの日常、そして「イアンフ」問題関連情報を書いていきます☆

「慰安婦」に焦点を当てたミュージカル

2007-10-10 12:54:04 | 「慰安婦」問題関連ニュース

元慰安婦の苦闘に焦点 憲法ミュージカル
(2007/10/10 朝日新聞(多摩版))

憲法を身近に考えようと、多摩地区の弁護士らが企画した「LIVE!憲法ミュージカルinさんたま」。好評だった今年の公演に続く2度目の試みとして、来年5月にミュージカル「ロラ・マシン物語(仮題)」を公演する予定で、今、その出演者約100人を募っている。(水野雅恵)

 旧日本軍の慰安婦とされたフィリピン人女性、故トマサ・サリノグ、愛称「ロラ・マシン」の物語だ。

 13歳のとき、自宅に踏み込んできた日本兵に父を殺され、連行されて、強姦(ごうかん)される生活が約2年続いた。身寄りや財産もなく、戦後も厳しい生活を余儀なくされ、つらい記憶に阻まれ、結婚はできなかった。その後、日本政府に対し、従軍慰安婦に対する謝罪と補償を求める運動を起こした。

 「そんな過酷な状況のなかで親類の子どもを育て、70歳近くになって自分の尊厳を主張する強さを輝かせた。もし自分ならこのように生きられるか、ということも含めて問いかけたい」と、脚本・演出を担当する田中暢(のぶる)さんは話す。

 沖縄戦を舞台に平和を訴えた今年5月の公演「キジムナー」は、追加公演までする人気ぶりだった。2度目の今回は、大阪と山梨でも実行委員会を立ち上げ、それぞれ約100人ずつ計約300人が「ロラ・マシン物語」を演じる計画だ。

 12月8日に実行委員会によるオーディションを行う。出演者は来年1月から5月にかけての週末や祝日、多摩地区の公的施設などで計150時間余りの練習をする。応募資格は小学生以上(小学生は保護者同伴)。練習に参加し、全公演に参加できることが条件で、経験は問わない。レッスン料1万円が必要。定員になり次第、応募を締め切る。

 公演は5月5日(日野市)、同17日(多摩市)、同18日(福生市)、同24、25日(立川市)の予定。出演者のほか、会場となる各地区で運営などを担う実行委員も募集している。問い合わせは事務局(042・513・4048)へ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。