京都からもうれしいお知らせが
以下その内容です
京田辺市議会は25日の議会運営委員会で、3月議会で提出していた、日本軍「慰安婦」問題の早期解決を求める請願署名と陳情の趣旨を受けた意見書を、29日(月)の本会議に提出することを決めました。
これを受けて29日の本会議で、全会派が署名し、全会一致で意見書は可決されたのです。
以下が京田辺市での意見書の内容です。
日本軍「慰安婦」問題について日本政府へ早期解決を求めるための意見書戦後64年たった今も、日本軍「慰安婦」問題について、被害女性からの謝罪と補償を求める訴えが続けられている。人間としての名誉と尊厳を著しく傷つけられた被害者の思いは筆舌に尽くしがたいものがある。2007年7月にはアメリカ下院において「日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」ことを公式に認め、謝罪するよう日本政府に求める決議が採択された。
その後、カナダ、オランダ、EU議会でも採択され、2008年には、フィリピン、台湾、韓国でもあいついで同様の決議が採択された。さらに国連やILOなどの国際的な人権擁護機構からも繰り返し勧告や指摘がされている。
被害女性たちは、今、80歳、90歳の高齢になっており、一日も早い解決が求められている。政府は、1993年の河野洋平官房長官(当時)の「お詫びと反省の気持ちを申し上げる。」という「談話」を誠実に踏襲し、日本軍「慰安婦」問題被害者の公式謝罪と補償を求める声に耳を傾け、早急に問題の解決を図るよう求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成21年6月29日
京田辺市議会議長 上田 登
【提出先】衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣