ハイナンネットのメンバーが読んでみて、お勧めしたい本の感想です!!!!
これは読売新聞で、2010年2月~2010月12月まで計37回に及んで書かれた連載「性暴力を問う」をまとめた1冊です。第1章では、自分の性暴力被害を告白した被害者たちが受けた苦しみ、その後の状況について書かれています。第2章では、性暴力がなかなかなくならない社会的背景、加害者側の心理と更正などについて描かれています。第3章では、子どもの時に受けた被害の深刻さ、それに対する支援団体などが書かれています。第4章では、アメリカ・カナダ・韓国における性暴力の状況と、その各国の対策について説明されています。第5章では、2009年に裁判員制度として初めて行われた青森地裁を中心に、司法における性暴力被害の現在とその課題について述べられています。
自分が印象的だったのは、第3章の子どもに対する被害についての部分でした。子どもの時、身内などから受けた性的虐待により、大人になっても苦しみ続けている状況に対し、怒りを感じました。また、女性だけじゃなく、男性被害者についても語られていたことも興味深かったです。性別に関わりなく、誰にでも起こりうるという視点から考えていかなくてはいけないと思いました。
-目次
はじめに
第1章 被害者たちの叫び
第2章 病巣
第3章 奪われた笑顔
第4章 海外からの報告
第5章 今、法廷で
おわりに
性暴力対策Q&A
被害者による性暴力一掃に向けた活動一覧
本書に登場した団体、公的機関の連絡
タイトル :性暴力
著者 :読売新聞大阪本社社会部
出版社/年 :中央公論新社/2011年4月
価格 :1575円+税
ISBN :978-4120042300
これは読売新聞で、2010年2月~2010月12月まで計37回に及んで書かれた連載「性暴力を問う」をまとめた1冊です。第1章では、自分の性暴力被害を告白した被害者たちが受けた苦しみ、その後の状況について書かれています。第2章では、性暴力がなかなかなくならない社会的背景、加害者側の心理と更正などについて描かれています。第3章では、子どもの時に受けた被害の深刻さ、それに対する支援団体などが書かれています。第4章では、アメリカ・カナダ・韓国における性暴力の状況と、その各国の対策について説明されています。第5章では、2009年に裁判員制度として初めて行われた青森地裁を中心に、司法における性暴力被害の現在とその課題について述べられています。
自分が印象的だったのは、第3章の子どもに対する被害についての部分でした。子どもの時、身内などから受けた性的虐待により、大人になっても苦しみ続けている状況に対し、怒りを感じました。また、女性だけじゃなく、男性被害者についても語られていたことも興味深かったです。性別に関わりなく、誰にでも起こりうるという視点から考えていかなくてはいけないと思いました。
-目次
はじめに
第1章 被害者たちの叫び
第2章 病巣
第3章 奪われた笑顔
第4章 海外からの報告
第5章 今、法廷で
おわりに
性暴力対策Q&A
被害者による性暴力一掃に向けた活動一覧
本書に登場した団体、公的機関の連絡
タイトル :性暴力
著者 :読売新聞大阪本社社会部
出版社/年 :中央公論新社/2011年4月
価格 :1575円+税
ISBN :978-4120042300