ハイナンNETの日常

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9月18日裁判の報告

2008-09-20 23:36:42 | 裁判
当日は42席の傍聴席のところ、50人以上の方が集まってくださいました。
入れなかった方々には申し訳なかったのですが、30分ぐらいで終わった弁論のあとに報告会を行なったので、そちらに参加していただきました。
傍聴には、中国人強制連行・群馬訴訟の支援会の皆さんが6名ほど、応援に来てくれました。月に1度行なっている、被告企業・鹿島本社前での行動のために、宣伝カーに乗って群馬からいらしたのです。そのお返し(?)に、午後は鹿島建設本社前に、ハイナンNETメンバー数名も応援に行きました。

弁論内容としては、2007年4月27日の、中国人強制連行裁判および中国人「慰安婦」裁判の最高裁判決に書かれていた請求権放棄について、本件には当てはまらないということの主張の再度の確認などを坂口弁護士のほうから、「破局的体験後の継続的人格破壊」というものの被害の深さを杉浦弁護士のほうから、準備書面に基づいて述べられました。
そして次回は、サンフランシスコ平和条約の、特にオランダの被害者に対する補償に関連して「最恵国待遇」規定(同条約26条)が及んだことなどに関して、研究者からの意見書を提出する予定とのことです。

次回弁論は12月25日午前11時からに決まりました。そしてその日が結審となるようです。
この最後の原告の意見陳述のために、海南島から原告の陳金玉さんをお呼びすることになりそうです。

はるばる海南島から来日される陳金玉さんの声を、一人でも多くの人に届けるために、今から準備をしていこうと思います。
皆様のご協力を、またよろしくお願いします。



(文責 ハイナンNET 一反木綿)

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