ハイナンNETの日常

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バウラックセミナー「音楽・女性・戦争」

2013-01-08 20:55:40 | イベント案内
実は無数にいた女性作曲家には、去る9月2日放送のETV特集で取り上げられた吉田隆子のように、反戦や女性解放に関る曲を書いた人も多い。しかし、クラシック音楽は現実を超越した神聖なものとのエリート主義が跋扈する男性社会なのです。女性作曲家による社会参画の事例に即して、国立音大名誉教授で音楽学者の小林緑さんがこれを再考します。

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小林緑さんは、歴史に埋もれた作曲家の発掘をライフワークにしています。一般に女性は作曲ができないのではないか、作曲家に向かないのではないかとした風潮がありますが、そうした社会の誤った風潮の中で、小林さんは永年にわたり女性作曲家の研究を続けています。

「音楽研究者のほとんどが男性だったため、音楽史が男性目線で紡がれてしまった。『作曲、演奏は男の仕事。女は歌うもの』といった役割分担も無意識の底に植え付けられていた。創造的な女性は、社会の仕組みの中に埋もれていく運命にあった」(小林緑・2010年4月21朝日新聞)


★ETV特集は大きな反響がありました。今回のセミナーはめったに聞かれない話を聞くことができる貴重な機会です。皆様のお越しをお待ちしています!!


☆日時:2013年1月26日(土)14:00~

☆場所:早稲田大学22号館 6階619教室

   (国際会議場前方にある黄色い建物の8階

     http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html)

(東西線早稲田駅下車徒歩7分・バス西早稲田下車徒歩5分)

☆資料代:500円



☆講師☆ 小林緑さん

     (71~72年、パリ第4大学音楽学研究所留学。国立音大教授を経て、現在、同大学名誉教授。音楽の世界から男女平等の実現を目指している)




VAWW RAC 事務局 

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