ハイナンNETの日常

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出張授業 in 法政大学(2012年11月22日)

2013-04-27 10:34:18 | 出張授業
昨年11月22日 のハネ出張授業の感想です。あまりにも、遅いですが…。

当日の流れをかいつまんで紹介しますね。

まずは、ビデオ上映。
ハネメンバー制作の映像を観てもらおうかとも考えたのですが、『ひとつの史実』(符祝慧、ビデオ塾、1998年、14分)を上映しました。

そのあとで、日本軍「慰安婦」問題とは?「慰安婦」制度とは?海南島の戦時性暴力裁判とは?ハイナンNETとは?なぜ私たちがハネに かわるのか?などなど、盛りだくさんに話しました…。

クラスが大きくて、ディスカッションはしなかったんだけど、授業の感想を書いてもらいました。びっくりするほど多くの方が、提出してくれました。

学生の感想を読んで、 学生の考える「客観」ってなんだろー、「感情的」ってどういうことだろーと、ひとしきり悩みました。でも、全体的には、しっかり受け止めよう、考えようとしてくれる方が多くてびっくり&うれしかったです。

「慰安婦」という言葉に括弧がついてることの意味は、授業では特にはっきりと触れたわけではないんだけれど、そういうことを自分なりに考えてくれた感想があったり、もっと知りたいから今度wamに行ってみようと書いてる人もいたり…。

真っ向から否定する人がいるかな、と思ってたんですが、実は感想には日本軍「慰安婦」の歴史的なことがらへの否定意見がなくて(裁判や謝罪・賠償に関する異見や、私たちの授業が感情的すぎるとの批判はあったけど)、私たちを呼んでくれた先生にそう伝えると、「毎年数名は必ず、南京や、「慰安婦」を否定する学生がいるんだが、今年はいなくて、私も驚いている」といわれました。

このご時世、否定意見が増えそうとも思うのに、なんだか、すこしほっとしますね。


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