ハイナンNETの日常

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朝鮮学校とわたしたちの社会 京都朝鮮学校襲撃事件から考える

2012-11-07 10:47:32 | イベント案内
もう明日のイベントですが行ける方は是非に



朝鮮学校とわたしたちの社会 〜京都朝鮮学校襲撃事件から考える〜

朝鮮学校とはどんなところなのか?
朝鮮学校を取り巻く差別の現状は?
わたしたちの社会と朝鮮学校の関係は?
京都の朝鮮学校を取材した映像作品『ウリ・チェサミ』を見て、ジャーナリストの安田浩一さんのお話を聞いて考えます。

日時:11月9日(金)18時30分〜20時30分
場所:国立市公民館・講座室

資料代500円。

主催:朝鮮学校に教育保障を!オッケトンムの会


・講師プロフィール

安田浩一。1964年生まれ。事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続けている。著書に、『ネットと愛国
在特会の「闇」を追いかけて』(講談社2012
講談社ノンフィクション賞受賞)、「ネチズム(ネット・ファシズム)は拡散する」(『g2』vol.10掲載
講談社2012年5月発行)『ルポ差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書2010)『JALの翼が危ない』(金曜日2006)などがある。

・趣旨
 
「いま、朝鮮学校への差別が激しくなっている」
 これは、朝鮮学校のことを知るものの実感です。特に顕著になっているのは、「高校無償化」制度から、朝鮮高級学校が差別されて適用除外にされていること(他の外国人学校は対象になっているにもかかわらず)、これまで問題なく支給されてきた朝鮮学校の補助金を、東京都、大阪府市、埼玉県、千葉県、水戸市などの地方自治体が次々に打ち切っていることです(「朝鮮学校は反日教育をしている」「日本人拉致事件があるため」といった誹謗中傷を理由に)。このような、政府や自治体による差別が起こる背景には、どのような社会的背景があるのでしょうか。言い換えると、このような差別を許してしまうわたしたちの社会は、どのような社会なのでしょうか。
 しかし、朝鮮学校が差別されている、と聞いてもピンと来ない人が多いのが現状ではないでしょうか。そもそも、「朝鮮学校」と聞いてもどんな学校なのか、差別と言われても具体的にどういうことなのか、イメージできない人が多いのではないかと考えます。
 今回の企画では、京都にある朝鮮学校を例にして、朝鮮学校とわたしたちの社会のあり方について、考えてみたいと思っています。まず、京都朝鮮第三初級学校を同志社大学の学生が取材し、作成した映像を見てみます。京都の小さな朝鮮学校に集う子どもや保護者の姿がそこにあります。
 続いて、2009年に起きた京都朝鮮第一初級学校ヘの襲撃事件について、現地を取材されたジャーナリストの安田浩一さんをお招きしてお話しいただきます。少数の人によって起こされた暴力事件ですが、この事件を事例にして、朝鮮学校とわたしたちの社会がどのような関係にあるのか、考えてみたいと思います。


京都朝鮮学校襲撃事件とは?
2009年12月4日午後1時、10数人の「在日特権を許さない市民の会」などの排外主義団体が京都市南区上鳥羽にある京都朝鮮第一初級学校を襲撃した。同校が市や町内会と協議しながらグラウンドとして使用してきた公園から朝礼台やスピーカーを運び出した後、学校に向けて「スパイの子供」「朝鮮人は出て行け」等、大音響で怒号を浴びせた。校内には、京都と滋賀の初級学校の交流会のため、子ども150人が集まっていた。襲撃の動画は、インターネット上で公開されている。

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