ハイナンNETの日常

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「教育再生のねらい・・・ ジェンダー平等・性教育へのバッシング」 に抗して

2013-09-10 18:29:09 | イベント案内
安倍政権の教育政策を批判するセミナー 3

    「教育再生のねらい・・・
ジェンダー平等・性教育へのバッシング」 に抗して


・日時: 2013年10月4日(金)18:30~
・講師: 田代 美江子さん
・会場: 渋谷区女性センターアイリス(渋谷区文化総合センター大和田 8階 会議室1~3)  
・資料代 500円

■シリーズの第3回目は、近現代のセクシュアリティ(性的特質・性別)やジェンダー(社会的・文化的役割としての性) 
 と教育をめぐる諸問題について、さまざまな場で「目から鱗」の貴重な発言をされている埼玉大学教員の
 田代美江子さんのお話を伺います。
  皆さまの参加をお待ちしています!

国際的には、あらゆる政策、施策、事業等にジェンダーの格差解消の視点を組み入れる「ジェンダーの主流化」
 が当然となっています。また、2009年にはユニセフが中心となり『性教育国際指針』が出され、性教育に取り組むこ 
 とは政府の責務であることが述べられ、学校教育で性の学習を保障することが性の権利として位置づけられてい
 ます。

  こうした中、日本の保守勢力がジェンダー平等と性教育を標的に攻撃するのはなぜなのでしょう。さらに、
 なぜ日本では、ジェンダーフリーや性教育へのバッシングがまかり通ってしまうのでしょうか。
 日本軍「慰安婦」発言に首肯する人々の歴史認識とセクシュアリティはいったいどのようなものなのでしょう。

  安倍政権がすすめる「教育再生」のねらいを、ジェンダー平等・性教育の観点から検証し、バッシングのねらいを 
 見抜き、バッシングに抗していくために、私たちは、性を人権の問題としてとらえ、ジェンダー平等の問題を
 人権課題の中核にすえていく必要があります。

※田代美江子さんのプロフィール
・埼玉大学教育学部教授
・子どもと教科書ネット21代表委員
・“人間と性”教育研究協議会代表幹事
・『季刊セクシュアリティ』副編集長
・日本戦没学生記念会(わだつみ会 )理事
・行田市男女共同参画審議会会長 など

◆近現代のセクシュアリティ・ジェンダーと教育をめぐる諸問題を主な研究テーマとしている。

◆著書
 『差別と戦争-人間形成史の陥穽-』(共著、明石書店、1999年)、『日本の男はどこから来て、どこに行くのか』(共著、十月舎、2001年)、『ジェンダー・フリーの絵本⑥学びのガイド』(編集、大月書店、2001年)、『ジェンダーと教育の歴史』(共著、川島書店、2003年)、『ジェンダー・フリー・トラブル』(共著、白澤社、2005年)、『新版人間の性と教育①性教育のあり方、展望 日本と世界、つながりひろがる』(共編、大月書店2006年)、『性の貧困と希望としての性教育』(共著、十月舎、2009年)、『こんなに違う!世界の性教育』(共著、メディア・ファクトリー、2011年)など。

★渋谷区女性センターアイリスへの行き方★ (地図参照)

 住所: 渋谷区桜丘町23-1 渋谷区文化総合センター大和田 8階

■渋谷駅西口から徒歩5分
■ハチ公口から大和田シャトル直行バスで、次のバス停「文化総合センター大和田」下車

主催: 中学歴史教科書に「慰安婦」記述の復活を求める市民連絡会

 【構成団体】 アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)、アジア女性資料センター、
        「慰安婦」問題解決オール連帯ネットワーク、・「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター 
         (VAWW RAC)、男女平等をすすめる教育全国ネットワーク、中国人「慰安婦」裁判を支援する会


●性の権利宣言より(抜粋)

 1.性的自由の権利: 性的自由は、個人が性的な潜在能力のすべてを表現できる可能性をもたらす。
  そしてこれは、人生のどんな時どんな状況における、どんな形の性的強要も、性的搾取も、性的虐待も
  排除するものである。

10.セクシュアリティ教育を受ける権利: これは生涯を通じて保障されるべきものであり、またあらゆる
  社会的制度を巻き込むべきものである。

11.性的健康に関するケアを受ける権利: 性の健康に関するケアは、あらゆる性の悩み、問題、傷害の
  予防と治療に応じ、利用可能でなければならない。セクシュアル・ライツは、基本的かつ普遍的人権である。

   (1999年8月26日、香港における第14回世界性科学学会において採択された)

                                    (日本語訳:日本性科学連合)

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