全ての人が同じエゴグラムという事はありませんが、よく似た傾向になる場合もあります。 趣味の集まり等では、一部の自我はよく似た傾向を示すかも知れません。 又、例えば学校のクラス全員では、おそらくばらばらな結果となるでしょう。 集団の傾向をつかむ場合にも、有効な手段となります。
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しかし、他人から見て自分がどのように見えるかを知る事も大切です.。 自分では、優しい性格であると思っていても、他人から見ると違うかも知れません。 そこで、自分で行う事ははもちろんですが、自分を知っているの思われる人(「例えば友人等)に、自分がどう見えるかエゴグラム検査をしてもらい、比較する事も有益な方法です。 そして、エゴグラムの各分類(自我)を比較してみましょう。 例えば貴方と貴方をよく知る友人で、貴方の性格についてエゴグラム検査を行った結果が下のようになったとします。青の線が貴方、緑の線が友人が貴方を見ている結果です。 ほぼよく似た傾向ですが、AC(Adapted Child) :従順な子供の心)の部分だけかなり違っています。 ACにはこんな質問があります。 「イヤなことは、我慢してしまうことが多い。」 貴方は我慢していると思っていても、他人からみるとすぐ切れるやつだと思われているのかも知れません。 自分ではどうしても自分を主観的に見てしますので、客観的な第3者からの見え方を参考しするとより性格に自分の自我をしる事ができます。 できれば、多くに人に自分を評価してもらうとより客観的に自分をしる事ができます。
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1)エゴグラム検査をやってみる。 1回だけなら不正確なので3回ぐらいやる事が望ましい。 同じエゴグラム検査を行っても、学習効果等から本当の自分を知る事は困難です。 エゴキットの検査自動作成機能で、新しいエゴグラム検査を作成し、行って下さい。 自動作成機能では、最短2クリックで新しいエゴグラム検査を作成する事ができます。この時、質問数/回答選択肢数は違っていてもかまいません。正規化機能で違う検査でも比較する事ができます。
2)その結果を見る。(個人別回答分析出力) エゴキットの個人別回答分析出力でその結果を見ます.。 右側の直近3の部分が、行った3回のエゴグラム検査結果が、10問3回答選択肢での得点に換算されて出力されます。ぶれの部分が大きい自我は迷いが多い事を表します。 3)自分が伸ばしたい自我((CP,NP,A,FC,AC,RC)を知り、それを改善する。 例えばNPの部分を強くしたいならば、検査の問題文でNPにあたるところを伸ばします。 NPの問題文で、 他人の欠点よりも、長所を重視する。 という文言があります。日常できるだけ他人の長所を見るように心がけて過ごします。 4)何日か日をおいて、1)から繰り返していきます。
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できるだけ素直に回答を行うつもりでも、つい考え過ぎたり、こうありたい(特に採用試験・社員教育ではこうみせたい)との願望から、本当の自分と違った回答をする場合があります。 これでは本当の性格を知ることはできません。 採用試験・社員教育においても、正しい性格を反映する事ができません。 何回か検査を行って正しい性格を知る事が大切です。 例えば検査を5回を行った場合の結果が下記のようであったとします。
この場合分類(CP,NP,A,FC,AC,RC)毎のぶれを計算すると
FC(Free Child)とAC(Adapted Child)のぶれが大きいことが分かります。 この部分が、貴方の迷い願望等の強いところとなります。 しかし、毎回同じ検査で何回も回答すると慣れが出て、やはり正しい性格を反映する事が困難です。これらを解決する為には下記のような機能が必要です。 ・質問数・回答選択肢数の違う質問を簡単に作成することが可能 ・検査による質問数/回答選択肢数の違いを正規化(10問3回答選択肢に換算)した値で比較し、 ぶれが大きい分類を迅速に把握する事が可能 これらの機能により、簡単に従来困難であった分析が可能となります。 例見本)
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