フィリピンライフ「バタンガス海の家」&ドゥマゲティ「ゲストハウス」シエスタカーサ。

バタンガス「海の家」ドゥマゲティ「ゲストハウス」(2019年8月オープンも現在休業中)。現地情報&日々の出来事。

フィリピン暮らし、人件費(2)。

2020-06-20 18:19:46 | フィリピン人気質

安い人件費ながら、現場のパーフォーマンスを考えると「より深い考察」が必要。例えば「海の家」でBBQのリクエストが入った場合。朝一での買出しで「BBQ」食材を購入(食材のオーダー)、次にBBQテーブルの用意、炭の用意、BBQサポート。この一連作業が「日本人」担当であれば、そんな難しい事では無いものの、現地スタッフになると同時進行で進める事が出来ない。一つの作業を終えて、次の作業に取り掛かる。問題が発生すると、そこで思考がストップ。1時間経過した時に「炭買って来た?」と聞くと、「何時もの店に行ったらありませんでした」と、なる。じゃあ「BBQテーブル」はOK?「皆忙しくて、未だ用意できてません」。買出しは?「キッチンの〇〇に頼まれて〇〇を買ったらお金が足りず買えませんでした」。幾ら人件費安くても、夫々の仕事を能率よく進めるのは至難の業。結局、一つの作業は専属で一人にやらせる、その時に「もし」を想定して作業を任せないと、何事も不完全。現地の人は「報告、連絡、相談」をせず自分で判断する。普通に思考できる人は田舎に残らないし能力あれば海外へ出て行く。安い人件費で、達成できる結果には限界が有る事を理解する必要あり。ttps://siestacasajapan.com/ 


フィリピン暮らし、人件費。

2020-06-20 09:18:38 | フィリピン人気質

この国の「人件費」は、確かに安い。例えば、バタンガス州の田舎では300ペソ(600円/日)が平均値。日本の時給の半分程度、首都圏での最低賃金は500ペソ(1000円/日)。基本的に、交通費は支給されず、諸手当も無し。オフィスワーカーの平均月収は、2万~3万ペソ。役職で、4万~8万ペソ。義理の妹とかその友人(日本のカルビーと提携している会社に勤務中)からの情報。最低大卒ながら、通信会社とか大手企業だと有名大学のみが採用基準、因みに外資企業も同じ模様。現地日系駐在員さんの話でも、募集に人が集まり過ぎるので出身大学で絞るとの事。UP(ユニバーシティーオブフィリピン)国立大、「UP出ました」の一言で尊敬されるの間違いなし。アテネオ大、これも「凄い奴」と思われる理由は、本当のお金持ちで頭の優秀な「世の中の不幸と全く縁の無い階級」、妬みも相当あるかも。ラサール大、こっちは「お嬢さんお坊ちゃん」大学、頭もそれなりに優秀でないと入れない。経営者ファミリーが圧倒的に多い(誘拐され率NO1)。UST大、エンジニアリングと医学部が有名。上記の4大学、これ以外の評価はかなり低い。(専門医学や広告等の専門スキルで有名な大学も在る模様)結果的にみると、要は「お金持ち」か「貧乏人」かの評価に過ぎない様な気がしないでもない。次は、安い人件費と作業効率について。ttps://siestacasajapan.com/ 

 


フィリピン暮らし(10)起業とフィリピン人気質。

2020-05-08 15:41:56 | フィリピン人気質

小さいビジネスから始める場合でも、現地スタッフと上手く関わって行かないと痛い目に合う。「海の家」の少ないスタッフでありながらもトラブルは発生している。サラリーの比較、アンフェアーと言う自己憐憫でスト決行。一番酷かったのが、正月の2日目、信頼していたスタッフから「いきなり皆辞める」。こう言った所は頭が冴えるのか「急所」を狙って来る。カミさんの機転で凌げたものの、連続攻撃だったら危なかった。どんな仕事でも、スタッフから見れば「儲かっているんだからもっとサラリーを増やせとなる」。「運転資金」「設備投資」他色々な経費が掛かると言う思いには及ばないし気にもしていない。その事実のみにフォーカスを当てて、短絡的な結論を導く。先の事件を教訓に、全員を正規雇用から、日給月給に変更(反乱スタッフには、カミさんが全員に辞表を書かせた)。田舎で商売する場合、トラブル回避の方策の一つが日払い。毎日清算希望者も居るが、大抵は週末払い。まとめ、現地スタッフのトラブルはサラリー。一つの解決策は、日払い方式。https://www.youtube.com/watch?v=yt_k70KHX7Q