フィリピンライフ「バタンガス海の家」&ドゥマゲティ「ゲストハウス」シエスタカーサ。

バタンガス「海の家」ドゥマゲティ「ゲストハウス」(2019年8月オープンも現在休業中)。現地情報&日々の出来事。

フィリピン暮らし、現地の釣り事情(3)。

2020-06-09 10:09:23 | 釣とビジネス

日本からフィリピンに「釣り」目的で行くとすれば、大物狙い。バタンガスにも時々来ていたAさんが「大物」で良い所無いですか?と来た。直ぐさま頭に浮かんだのは「ドマゲッティ」、フィリピンのツナ漁場は大きく3ヵ所。ミンダナオ島のゼネラルサントス、ネグロス島のドマゲッティ、そしてイロイロ島。これらがツナルートで繋がっている模様、地元の市場に行くとドカッと並べられている。当時住んで居たお袋さんに「漁師とボート」を近くの村でアレンジして貰った。ボートで約2時間のパヤオ(人口漁礁)を目指す、着くと先ず疑似でトリガン(カツオの子供15㎝~20㎝)を釣り上げ、ビニールの簡易いけすに放り込む。すると、バンカーボートの3人は、いきなり寝っ転がって睡眠モード。真夜中に起きてスタート、パヤオ周辺での泳がせ釣。30分も経たない内に手釣りのラインがブルブル、次にラインが一直線にテンションマックス。慌てて、打合せ通りに船頭にバトンタッチ。慣れたもので、船首の副木にラインを巻き付ける。約10分ほど、ボートを引っ張らせて(完全にダウンさせてしまうと水面に引っ張り上げるのが面倒らしい)弱った所で、3人がラインを船腹の竹で滑らせながらグイッグイッと腰だめしながら引き上げて行く。キハダがメインで本マグロは回って来ない。https://siestacasajapan.com/

 


フィリピン暮らし、現地の釣り事情(2)。

2020-06-08 17:37:05 | 釣とビジネス

実際、どんな魚が釣れるのか?釣り方と水深によって変わって来る。スタンダードな仕掛けは鉛が最下部に来て、その上10cm間隔で枝針りを2~3本。餌は「イワシ」の切り身。サンデーフィッシングで小物の数狙い。これで来るのは「ラプラプ」ハタ科の魚でサイズは15cm程度が多い、他には同じ様なサイズのベラ、ハギが混ざって来る(水深20m~40m)。地元の漁師は、もっと深い70m~90m。良く釣り上げているのが「サギシギン」和名は「ハマダイ」30cm~50cmとサイズもまずまず。潜っていて、見掛ける大物系は「磯マグロ」「カスミアジ」「GT」「ギンガメアジ」。キハダやサワラ、バショウカジキも湾内(バタンガス州のバラヤン湾)に棲息しているものの、深場の表層を泳いでいるので、これらを狙う場合は「擬餌針」もしくは「泳がせ釣」が有効。https://siestacasajapan.com/


フィリピン暮らし、現地の釣り事情。

2020-06-08 13:30:06 | 釣とビジネス

南の島なので、デッカイのが釣れると期待する人は多い。然し乍ら、現実的には難しい。先ず、遊びとしての釣りが確立されていない。現地にも釣り好きな人はいるけど、いきなりトローリングの世界。コストと時間の都合が付けられる限られた人の限られた遊びでしかない。駐在員さんがやろうとすると「リゾート」でリクエストするしか選択肢が無い。残念ながら、リゾート側も慣れておらず(リクエストは年に数えるほどしかないので)、知識も経験も無く適当に終了。釣果を期待する以前の問題がある、解決策は「自分で情報」を集め、ボートをチャーターし自前の道具とエサでチャレンジ。これで始めてスタートライン、それなりの結果も付いて来る。現実的には、ここまでやる人は少ない。マーケットが小さいので、運営側も本格参入は難しいのが現実。シエスタカーサでの計画は、小型ボートをレンタルできる施設を造り、仕掛けとエサを準備できる体制の用意。ポイントマップ、ポイント情報サービス。https://siestacasajapan.com/


ドマゲッティ暮らし(7)フィリピンで釣船レンタル。

2020-05-06 13:59:48 | 釣とビジネス

釣りビジネスとしての候補その2は、釣りボートと釣具のレンタルサービス。日本の場合は、遊漁船スタイル。フィリピンだと、ボートチャーター希望者が断然多い。大きな理由は、家族単位での参加者が多い為。参加者は100%が邦人、なのでマーケット的には限られる。逆の見方をすると、商売としての釣りを考える人も居ない。地域の日系人だけで無く、日本から呼び込む場合の考察。目的はズバリ大物狙い、地域観光、プチ海外滞在経験の三つがキーポイント。一つの目的で、フィリピンに呼ぶのは苦しい。大物狙いの層は、自営業でアクティブシニアと考えられる。滞在は、5泊6日コース。費用対効果で、釣り+が必要となる。内容が濃ければ、リピーターに成り得る。大物となると、地元の漁師の中でも一握りながら、釣りガイドは確実に稼げるので嫌がる漁師は少ない。一人であれば、そのまま漁師のボートに乗って行く、複数である場合は、小型ボートを用意する。ボートチャーター、船頭、餌がセット(釣具は持参する人が殆ど)。4時間で、P12,000(¥24,000)。利益率は高い。https://www.youtube.com/watch?v=yt_k70KHX7Q


ドマゲッティ暮らし(7)フィリピンで漁師。

2020-05-06 08:55:15 | 釣とビジネス

一般的な、地元漁師は自前の小型バンカーボート(自作)での一本釣りスタイル。エンジン付きのは、殆ど見掛けない。漁師の何人かは、釣り場から直接持って来るので話をする機会も多い。判って来たのは、ツナ、サワラ等の大物系は釣れたらラッキー程度。それよか、あまり考えずに釣れる魚を対象にしている。よってワザワザ燃料を使ってまで急流、深場(手釣りなので揚げ下げが大変)は行かない。底釣りが多く、決まったポイントで水深60m~90m、アンカーは石。疑似での流し釣りをやるのも居るが、一つの漁村で一人程度で腕に相当な自信がないと出来ない。網を使った漁も少数、理由は、徹夜になるのと網が高価でありメンテナンスが大変。無理して、頑張るより日々普通に生活できれば良いと言うスタンス。漁協の様なシステムや縛りが無く、資源も荒らされない。因みに、趣味で釣をやるフィリピン国民は、殆どいない。https://www.youtube.com/watch?v=yt_k70KHX7Q