ささやかな就職応援記録

ありきたりなことを淡々と綴ります。誰かのささやかな参考になればと思い、書いてます。

面接において基盤となる能力

2020-12-01 21:16:59 | 就職活動の各過程について
面接において一番基盤となる能力の話です。

面接において必要とされる能力は色々あると思います。一般常識だったり、ビジネス的な感覚だったり、相手方企業についての知識だったり。

ただ、一番基盤となるのは、日本語の操作能力、運用能力だと私は思っています。

面接では、採用担当者の質問に対して答える必要があります。採用担当者の質問の意味、意図を理解し、明瞭な日本語で答えるということが必要となります。

面接がこのようなものである以上、求める人物像にコミュニケーション能力と書いてあるか否かにかかわらず、日本語の操作能力、運用能力は問われていると考えていいと思います。

じゃあどうすればいいのかって話ですが、エントリーシートの質問や面接で想定される質問に対する答えを自分の中でしっくりいくまで書いて推敲するのが効率的かなと思います。
推敲していく中で質問の意味や意図を理解しやすくなっていくと思います。また、推敲していく中で答えも練られていくと思います。

面接で焦って質問の意図を読み違えたり、おかしな答えになったりしないよう、事前に準備しておくといいのかなと思います。

企業研究・業界研究について②

2020-11-09 21:54:33 | 就職活動の各過程について
その企業のお客様ってどんな人・会社ですか?

企業研究において最重要の情報だと思います。膨大な情報量を有する企業ホームページを閲覧するとき、その企業のお客様を想像しながら自分はどういったことでお客様の満足に貢献できるだろうかを軸に閲覧するのがいいと思います。

お客様を想像することで、企業の商品やサービスの理解も深まっていくと思います。お客様のニーズがあるからこそ、当該商品やサービスが開発されているのですから。

ちなみに、総務や法務などの管理部門の職種を希望している場合でも、企業のお客様を把握し、お客様のニーズを把握することは必須だと思います。なぜなら、「なんでうちで総務(法務)希望なの?」と聞かれて答えに窮してしまう可能性があるからです。

お客様を想像することを軸にすることで膨大な企業情報の整理にも役立ち、のちのちの志望動機の作成にも役立つと思っています。

企業研究・業界研究について①

2020-11-09 19:07:53 | 就職活動の各過程について
企業・業界が一体どんな事業をしているのかが全くイメージできないのですが…。

そんなお悩み抱いている方いませんか?
私は抱いていました、ていうか今でも恥ずかしながら抱いています。

事業がうまくいってる、これからもうまくいきそうな企業・業界の事業をイメージ持ちたいですよね。実をいうと、逆にうまく行かなかった事例を知ることがそういったイメージを持つのに有益な場合もあるのではと考えてます。

そういった点でオススメなのが、東京商工リサーチウェブサイトに掲載されている大型倒産事例を参考にすることです。
負債額順に数件紹介されているので、全国のすべての倒産を網羅されているわけではないのですが、事業や経営をイメージするにはよい素材だと思います。

倒産が債権者の方を始め、従業員など多くの方に大きな影響を与える事象であること、昨今の事例では新型コロナウイルスの影響といった外部的な影響による倒産も増えていることから、正直、企業・業界研究の素材として紹介することが適切か、議論があるところだと思います。

しかし、公益性のある事実としてマスメディアで引用されることも多いことから紹介させていただきました。

自己理解(自己分析)について

2020-11-09 02:31:52 | 就職活動の各過程について
就職活動において自己理解、自己分析という過程があります。

ゴール(目的・目標)をまず申し上げます。
それは、自分の適性・能力を把握し、人に伝えられるようになることです。
(第1ステップとして、希望企業・業界・職種が決めることができる程度に自分の適性・能力を把握すること、第2ステップとして他人に伝えられる程度に自分の適性・能力を把握し、表現できるようになること、というふうに分けることができるかなと思います。)

一言で書くのは簡単ですが、なかなか難しいです。自分に向く仕事はないんじゃないか、自分にできることはないんじゃないか(あるいは、人と差別化できるようなことはないんじゃないか)といった弱気な心がついよぎってしまいがちなのかなと思います。

対処法としておすすめは2つあります。

まずは活動記録をつけることです。
1日を、1週間を、前期をどうすごしたかといったことを記録するといった感じです。
ゲームしていた、とかでも正直に書き出してください。ゲームをポジティブに捉えられそうならそういった方向で適性を語ればいいです
(ゲームを2時間でもぶっ続けにできて必勝の攻略法を編み出せる集中力とか)。
ゲームをポジティブに捉えるのが難しそうならそれ以外の時間をどう過ごしたかに着目してください。そして、その過ごし方をポジティブに捉えられそうか考えてください。
これを繰り返していけば、あなたらしさ、あなたならではの強みが見えてくると思います。

2つ目は人に聞くことです。
周りの人で聞きやすい人がいれば、自分の向き・不向きを聞くのもいいと思います。なんなら大学の就職課の人や公共機関の人に聞いてみるのもありだと思います。
自分では誰にでもできて当然で強みにもならないと思っていることだけど、他の人から見れば評価に値することは多々あります。
人に聞いてみればそういったことを言ってくれる、表現してくれる可能性が高まります。

自己理解、自己分析をするときの注意点としては、企業研究で得た知識と意識的に関連付けるようにしてください。例えば、集中力ある人材を求める企業だとわかったから、集中力を裏付ける特性をアピールしようといった感じです。
就職活動は相手(企業)がいることなので、独りよがりにならないようにといった感じです。