ささやかな就職応援記録

ありきたりなことを淡々と綴ります。誰かのささやかな参考になればと思い、書いてます。

レポート作成について

2020-12-26 07:09:00 | 就職活動の各過程について
自己PRに関してレポート作成の例ばかり出しているので、レポート作成に関する私の考えを述べます。

まず、社会一般の見方としては、レポート作成といってもピンからキリまであるよね、といった感じだと思います。もちろん採用担当者も。
大学生の皆さんも正直なところ、力入れて作成したり、スピード重視でさくっと作成したり、力の入れようはレポートごとに違うと思います。

なので、自己PRでは自分の中で一番力を入れた、というか自己PRで使えそうなレポートを取り上げたらいいと思います。
当該レポート作成の経過から自分の適性や能力について仮説を立てるというのもありだと思います。

注意としては、大学教員の採用面接ではないので、レポート作成についてのみ語るのでは不十分です。レポート作成で発揮された(培われた)自己の適性や能力まで語りましょう。

レポートは自己PRで使える成果物となりえますので、採用担当者がレポート作成の経過をイメージできるように伝えましょう。そうすれば自己の適性や能力を語る具体的な根拠になると思います。

ニーズをつかむ

2020-12-25 07:20:00 | 就職活動の各過程について
50記事くらい独白に近いブログを書いていると、読者さんのニーズからズレていってないか正直心配になります。

短いコメントでも励みになります。ご検討いただければと思います。

今回の記事は、面接やエントリーシートでは相手のニーズをつかみましょう、という話です。この質問では要するに何を聞いてるのか、何の話を聞きたいのかをつかみましょう、という話です。

就職活動の面接では、基本的に適性か能力、あるいはその双方を聞く質問がされると相場は決まってます。採用担当者のニーズは基本的には学生の適性や能力を聞くことにあるということです。
適性には、向き不向きや応募企業で働く熱意(ビジョン)などがあります。能力には、学力や専門技術などがあります。

この質問ではどういうことが聞かれているかを考え、冒頭では聞かれたことの直接の答えを端的に述べ、最終的には自分の適性・能力の話に持っていくのがいいと思います。例えば、志望動機について聞かれた場合は、志望動機を端的に答えた後、応募企業で働くビジョンを答えて熱意をアピールするといった感じです。

企業・業界の分類

2020-12-22 21:43:23 | 就職活動の各過程について
企業・業界研究をしていると企業・業界数が多く混乱してしまうことがあると思います。
そこで、企業・業界の分類を記していきたいと思います。

①お客さんの違いによる分類
 お客さんが個人なのか(BtoC企業)、法人・企業なのか(BtoB企業)によって分類されることがあります。一般にBtoB企業の方が知名度は低いと言われています。

②売るものによる分類
 作ったり、採集したりした物を売るのか(第1次産業、第2次産業)、それ以外、仕入れたものを売ったり(商業)、サービスを売ったり(サービス業)するのか(第3次産業)によって分類されることがあります。第3次産業就業者数が増加傾向にあります。

③企業規模による分類
 中小企業(中小企業者の範囲について中小企業基本法2条1項に規定あり。業種ごと資本金や従業員数によって範囲づけられています。)とそれ以外の大企業によって分類されることがあります。

主な分類はこのくらいだと思います。企業・業界をイメージする際の参考にしていただければと思います。

就職活動のオンライン化にどう対応するか

2020-12-13 20:47:06 | 就職活動の各過程について
新型コロナウィルス感染症感染拡大の影響で、就職活動のオンライン化が否応なしに進みつつあると思っています。

当記事では、どう対応したら良いかを記します。

結論を申し上げると、①オンラインで代替できると考える過程は仕方がないので、オンラインに対応できるようにし、②オンラインで代替できないと考える過程はあくまで対面にこだわるといった使い分けをするといいのかなと思います。

例えば、私の感覚では就職活動でつまずいたときの相談は②に属する(志望企業の情報や自分の適性、能力をスピード感を持って伝えるのは資料を持参しての対面相談が適している)と思います。OB、OG訪問で企業の実情に迫りたい場合は②に属すると思います(オンラインだとOB、OGのガードが固くなると考えられるから。)
それ以外(面接、企業説明会など)は、①に属すると感じています。

とはいえ、二次面接からは対面です、など企業側の都合で就職活動の形態を設定されることがほとんどだと思うので、対面・オンラインどちらでも対応できるよう準備する必要があると思います。

面接・グループディスカッションの本質とは

2020-12-05 13:28:00 | 就職活動の各過程について
面接・グループディスカッションの本質。私は考える・回答する時間が制限されたコミュニケーションという点にあると考えています。

だから、説得力のある結論を語ること自体至難なんだと思います。企業や業界について問う質問・課題は特にそうだと思います。

そのように考えると、面接・グループディスカッションがうまくいかない理由、回答が冗長になったり、グループの意見がイマイチ統一できていなかったりしてグダグダしたりする理由も見えてくるのかなと思います。
要するに、考える・回答する時間が限られているにもかかわらず結論や論拠に完璧というか、高い質を求めすぎているところにあるのかなと思います。

ということで対処法です。

企業や業界について問う面接の質問では、論拠不十分と感じていても一応の結論と理由をひねり出して、回答として提示してください。
論拠不十分と感じた点は補足として付け足し、補強の道筋を示すということでかわすのがいいと思います。
例えば、「結論は…です。」「理由は…です。」「理由は私の主観にすぎないので、決算データで補強が必要と考えています。」といった感じです。

企業や業界の課題について討論するグループディスカッションでは、まず、目標をメンバー全員が納得する結論と理由を追求するのではなく、多数が説得力を感じる結論と理由を時間内に追求することにおきます。そして、時間内に結論と理由を提示できるようにして、最後に少数意見を今後の課題提起に使うといった感じです。グループ発表で結論と理由を提示した後、「…という意見がでました。先程示した結論と理由には当該意見が示すように…という弱さがあると思うので、今後の課題にしていきたいです。」といった感じです。

まとめると、制限時間があるので、面接・グループディスカッションであまり無理をしないようにといった感じです。