ささやかな就職応援記録

ありきたりなことを淡々と綴ります。誰かのささやかな参考になればと思い、書いてます。

「話が長い」と指摘されたのですが…

2020-11-28 09:02:20 | こういうときどうする?
面接練習の講評などで、「話が長い」と指摘されたことありますか。あるいは、自分で「話長いなあ」と感じていることありますか。

今回の記事では、主なパターンとパターンごとの対処法を述べます。

まず、1つ目のパターンとしては、自分の頭の中で話がまとまっておらず、冗長になっているパターンです。

対処法としては、段階を踏んで考え、答えることをオススメします。
まず、自分の考えの結論を考える、次に自分の考えの結論を述べる。さらに、自分の考えの理由を考える、そして、自分の考えの理由を述べる。といった感じです。

何か話さないと、と焦る必要はないです。相手にわかるように話さないと意味ないですから。段階立てて考えて、話すと相手にわかってもらいやすくなると思います。

2つ目のパターンは、自分の頭の中では話がまとまっているが、話が長くなっているパターンです。話が止まらない方というか、頭の回転が速い方というか、そういうタイプの人を想定してます。

対処法としては、一旦立ち止まって、話の構成を考えてください。そして、話の冒頭に話の目次をつけ、内容を話す際にタイトルをつけて話し始めてください。
どういうことかというと、まず、「結論と結論のように考える理由を2つ申し上げます。」(目次)「結論は、…です。」「1つ目の理由は、…です。」「2つ目の理由は、…です。」
(タイトルをつけて話す)という感じです。

この対処法の狙いは相手(採用担当者など)にどのくらい話すのか、どこで終わるのかを予測させ、ストレスを与えないことです。相手(採用担当者)も話したい(他に質問したい)と考えていると思うので、そういった思いに配慮することを狙っています。

ちなみに、3つ目の理由など話したいことが後から思い浮かんでも、それは話さない方が無難だと思います。相手の予測に反する話を始める
ことになるので、相手にストレスを感じさせてしまう可能性があるからです。

以上、2つのパターンとパターンごとの対処法をお伝えしました。

肝心な一歩が踏み出せない(対処法を徹底的に考える)

2020-11-25 01:21:23 | こういうときどうする?
今回は私情も入っています。自分語りも入っています。

就職活動で肝心な一歩が踏み出せない。
説明会には行けるけど、がっつりとしたインターンシップには踏み出せない。
倍率の高い大企業には応募できるけど、倍率が下がる中小企業には応募できない。

そういうことありますか?
私は大学時代そういうことのオンパレードだったなと思っています。

怖かったんだと思います。採用担当者に会って甘いといった評価をされることが、周りから不釣り合いだ(あなたは受からないよ)と評価されることが、具体的に就職することが、就職決めた後親から不釣り合いだ(もっといい就職先がある)と言われることが。

対処法一つだけ考えました。
友人・先輩、キャリアセンターの職員、ハローワークの職員などに自分は〇〇社に入社したいという願望を話しましょう。
人に言った手前、肝心な一歩踏み出しやすくなると思います。
副産物として話した相手からこうしたら入社しやすくなるよといったアドバイスを貰える可能性もあります。

願望を話すこと自体に怖じ気づくかもしれません。ここは相手を信じるしかありません。相手が受け止めてくれると信じて話しましょう。背中を押してくれると信じましょう。

私が十分にできていなかったことを提案するのは申し訳ないのですが、周りの人に勇気づけてもらいながら一歩ずつ踏み出すことでより良い未来につながるのではと思っています。

(追記)
相手が自分の気持ちを受け止めてくれなかった場合、傷つくとは思いますが、めげずに別の人を頼りましょう。受け止めてくれる人は必ずいると思います。

採用選考の前倒しはなぜ生じる?

2020-11-23 23:02:52 | 大学卒業予定者の就職活動とは
以前の記事で国が示しているスケジュールが実質的に守られているのか疑問が残る、採用選考の前倒しが生じているのではと疑問を呈しました。

当記事では、なぜ企業が採用選考を前倒ししたがるのかを推測します。加えて学生の側からどう受け止めたらいいかコメントします。

結論から申し上げますと、企業自身が自社の教育・研修機能に不安を感じていることだと推測します。不安を感じているのは、人事なのか、経営者なのか、現場なのかはわかりませんが。

そもそも、自社の教育・研修機能に自信があれば採用選考業務を前倒しにして人材争奪戦を演じる必要は乏しいです。特に知名度のある有名企業であれば多くの学生が応募してくれるでしょうし。採用選考業務を前倒しにすることで人件費もかかりますし。

もとから優秀な学生と早期に接触し、囲い込みたいのは自社の教育・研修機能に不安を感じている、もっというと新規プロジェクトの立ち上げなどを期待しており、それは自社で教育・研修できないと感じているのかなと思います。

学生の側からの受け止め方ですが、
志望企業が採用選考を実質的に前倒しにしている場合、応募する学生の側としては対応するほかありません。

ただ、少し検討していただきたいことが2点あります。
1点目は、
「うちは国のスケジュールを遵守する。採用した学生は入社後責任をもって育成し、新規プロジェクトを立ち上げてくれるまでに育てる」といったことを公言している企業があれば、注目し、調べてみる(裏取りしてみる)ことです。
2点目は、
採用選考の前倒しにつき合わない(情報収集はするが、交通費のかかる活動にはつき合わない)といった割り切りも検討していただきたいということです。
早く内定をもらって安心したいという気持ちはわかりますが、採用選考の前倒しに安易に(当該企業への就職が自分の価値観、ライフプランに合致しているのかなどの検討を経ずに)引きずられないようにしていただきたいということです。
採用選考の前倒しは学生にとって就職活動の長期化という不利益につながりかねないからです。

「大学で何に力をいれましたか」

2020-11-23 07:03:55 | こういうときどうする?
「大学で何に力を入れたかを聞かれても、何を答えたらいいか思いつきません。」
と思っている方、いらっしゃると思います。

気持ちはわかります。目立つ成果や実績がないと答えづらい質問ではあると思います。

答えづらさの理由は2つ考えられます。

一つ目はハードルの上げすぎです。
この質問は大きな括りでいうと自己PRしてくださいという質問と考えられます。
自己PRの一番の目的は、自分の適性・能力を採用担当者に伝えること、自分の適性・能力が応募企業にマッチすることを採用担当者に伝えることです。
だから目立つものである必要は全くありません。課されることの多い「レポート作成」に力を入れたでも十分だと思います。より重要なのは、「レポート作成」で発揮された、培われた適性・能力が応募企業にマッチすることを伝えることです。

2つ目は講義などのインプット(勉強)に目が行きがちで、アウトプット(成果物)を意識できてないことです。
アウトプット(成果物)を提示しないと、自分の適性・能力をアピールしづらいと思います。
(思考力は相手に伝えづらいと思います。)
また、採用担当者に「勉強して(考えて)、何も成果を残してないの?」と言われれば返す言葉が無くなってしまう可能性があります。

答えづらい2つの理由を加味すると、取り上げやすいのは、課されることの多い「レポート作成」だと思います。一番作成に苦労した「レポート」(成果物)を取り上げて、発揮された能力を語るのが一番語りやすいと思います。

ちなみに、私が今語るとすれば(行動力ある人を求めている会社の場合)
「私は大学でレポート作成に力を入れました。仮説を立て、現地調査をして仮説を確かめました。大学を出て現地調査を行う行動力は御社に貢献できると考えています。」といった感じで自己PRを入れ込んで語ります。

就職できる気がしないのですが…

2020-11-23 06:11:41 | こういうときどうする?
不採用が続いている、そもそも応募に踏み出せない。色々な理由で就職できるか不安になることがあると思います。

人に、相談施設(キャリアセンター、ハローワーク等)に頼るタイミングだと思います。

新型コロナウィルス感染症感染拡大の影響で外出しにくいという面もあると思いますが、対面の相談がいいと思います。大学の講義などで大学キャンパスに行くのであれば、キャリアセンター、オンライン講義が続いていてというのであれば、近くのハローワークなど。状況に応じて利用しやすい相談施設を利用してください。

ちなみに、新型コロナウィルス感染症感染拡大の下でも対面の相談をオススメするのは、ご自身の状況を一気に、スピード感をもって伝えることができるのは対面が優れていると思うからです。

相談施設に赴くにあたって何を持っていったらいいか、何を相談するかですが、

①不採用が続いている場合は、過去に提出したあるいはこれから提出するエントリーシート(紙媒体)と対応する募集要項・求人票など(紙媒体)です。
相談する内容は、エントリーシートの添削です。狙いはエントリーシートが企業の募集要項に対応するものとなっているか、エントリーシートにあなたの思い(志望動機など)が表現されているか、第三者の目でチェックしてもらうことです。
不採用が続いている場合、エントリーシート・面接で伝える自己PRが企業の求めているものとズレている可能性があります。また、エントリーシート、自己PRであなたの思いを伝えきれていない可能性もあります。
少し立ち止まってご自身の就職活動を振り返ることが結果として就職に結びつくこともあるのかなと思います。

②応募に踏み出せていない場合は、応募を考えていた企業をメモして持参していただければと思います。
相談する内容は応募企業の選定です。これから応募企業をどう選んだらいいかと相談してください。
おそらく、相談では応募を考えていた企業からあなたの興味・関心を職員さん、ご自身一緒に
なって探っていく作業に入ると思います。
最終、応募企業を選ぶのはご自身ですが、第三者と一緒に選ぶ作業をしていくと、実際に応募しやすくなるのかなと思います。