4話の感想はキャラ萌えの私としては、あっさりといける…かな。
エドたちがセントラルに向けて旅立ってすぐ、自分たち以外の錬金術師と出会う話。
マジハールという名の、父の旧友だというその錬金術師は、若い頃に死に別れた恋人が忘れられず、恋人に似せて作った人形に村娘の魂を封じ込めて、「恋人に似た生き人形」を作ろうとする……という、ちょっとおぞましい話でした。
キャラ萌え的みどころとしては、
ちょっと幼め、三つ編みも短めなエド(若い割に、汽車の旅に腰痛を覚えているようですが…)!
ひったくりをつかまえて感謝されたことに嬉しそうなアル!
ラストで、少女らしい姿に戻ったクローゼに「あーばよっ」と背を向けるエド!
というあたりでしょうか。
「いいんだよ、おまえは、自分のことだけ考えてれば」とアルに言うときのエドの、ちょっと困ったように眉を下げた表情もイイです。
一方ストーリー的みどころとしては、
ラストとの出会い!(1話にも登場しますが時系列としてはここが初見のはず)
錬金術を悪用することのおそろしさ(アルが、「錬金術って人を惑わすこともあるんだな…って」と凹んでるのに対し、エドは「ああ、そうだな」って、もうこの子は骨身に沁みてわかってるんだよねえ~)
正当防衛&事故に近いとはいえ、エドが他人を死なせた(これも後に、エド自身の心に結構な傷を残していることがわかる…)
この段階では、エドはまだ「錬成陣を描いて」錬成している
っていうあたりが、印象に残りました。以上。
次は大好きな「疾走!機械鎧」。きっと長くなります…
エドたちがセントラルに向けて旅立ってすぐ、自分たち以外の錬金術師と出会う話。
マジハールという名の、父の旧友だというその錬金術師は、若い頃に死に別れた恋人が忘れられず、恋人に似せて作った人形に村娘の魂を封じ込めて、「恋人に似た生き人形」を作ろうとする……という、ちょっとおぞましい話でした。
キャラ萌え的みどころとしては、
ちょっと幼め、三つ編みも短めなエド(若い割に、汽車の旅に腰痛を覚えているようですが…)!
ひったくりをつかまえて感謝されたことに嬉しそうなアル!
ラストで、少女らしい姿に戻ったクローゼに「あーばよっ」と背を向けるエド!
というあたりでしょうか。
「いいんだよ、おまえは、自分のことだけ考えてれば」とアルに言うときのエドの、ちょっと困ったように眉を下げた表情もイイです。
一方ストーリー的みどころとしては、
ラストとの出会い!(1話にも登場しますが時系列としてはここが初見のはず)
錬金術を悪用することのおそろしさ(アルが、「錬金術って人を惑わすこともあるんだな…って」と凹んでるのに対し、エドは「ああ、そうだな」って、もうこの子は骨身に沁みてわかってるんだよねえ~)
正当防衛&事故に近いとはいえ、エドが他人を死なせた(これも後に、エド自身の心に結構な傷を残していることがわかる…)
この段階では、エドはまだ「錬成陣を描いて」錬成している
っていうあたりが、印象に残りました。以上。
次は大好きな「疾走!機械鎧」。きっと長くなります…

ここで(しかもたった4話目で)エドに人殺しをさせる必要があるのかな?って。
後々出て来る
①魂だけの鎧すら〝人間だ〟と言ってとどめを刺すことを拒むシーン、
②囚人達を練成するかアルの命を取るかでエドが揺れるシーン、
③上の2つで頑なに拒んだ「人命を奪う」ことをホムンクルス(グリード)に対してはしてしまってエドが衝撃を受けるシーン、
4話がなかった方が効果的ではなかったかなー
と思います。
「15才の少年が、ホムンクルスを、自分の力だけで※打ち破ったこと」
このことが後々のストーリーと彼の心情にかなり影響を与えているので、
やっぱりエドの最初の人殺しはグリードがよかったのではないか。と。
私はどうしてもエドを
〝戦争や人を殺すことに馴れた〟アニメのヒーローや悲劇の主人公として捉えたくないのです。
錬金術も、超能力や魔術ではなく私達の世界の科学技術だと思っています。実際そう描かれていますし。
〝ちょっと天才肌の、だけど普通の子供〟が等身大で悩んだり悔やんだりするからこそこの作品は魅力的で、見ていてこんなに胸が痛むのだと思います。
そういう趣旨からは、少し外れたお話かなーと。
4話が好きな方、ごめんなさい。
一つの意見として聞いてくださいね。
※1対1でとか、軍部の力を借りずにという意味です。
ダンテの練成陣とかの話はひとまず置いておいて(笑)。
原作ではかっこ良くタンカ切ってボコボコにやられました。アニメでは1人でグリードを倒してしまう。
正反対の結果を用意したアニメスタッフの、やっぱりここは作品の重要なポイントであると思うのです。
そこへ繋がる話であるだけに・・・ちょっと複雑。
私がこの回を「さらっと」見たがっているのも、たぶん根っこはおんなじ気持ち。
作品全体としては、エドだけ見てればいいってわけにはいかなくて、錬金術の負の面を序盤から見せておきたかったのかなーとは思うんです。
でもマジハールを死なせることはなかったんじゃないかなー。。。と私も感じました、ハイ。
この回ね、脚本がメインライターじゃないでしょ。
ちょっと脇道、な回なんですよね。
ラストシーンが妙に爽やかなのも…ちょっと複雑です。
正直このエピソードがなくてもストーリーの進行上問題はないような気もしす。
マジハールの件ですが、結果的には死なせてしまったけど、エドが直接手を下した訳ではないし、やはりあれは事故のようなものなのかと・・・。
もちろんこの出来事はエドの中で後々まで深い傷として残っていますが、それは「死なせてしまった。」という罪の意識に対してであって、「殺してしまった。」という意識はないのかもしれない・・・。
エド自身も38話(だったっけ?)で、「不可抗力とは言え、マジハールという男を死なせてしまった。」と言ってますし・・・。
でも、グリードの場合は直接自分の手で殺してしまってますからね。
あの時の狂ったような叫びと放心状態のまま朝を迎えてしまったエドを見ると「殺してしまった」という衝撃がとても大きかったのがわかります。
エドはグリードの命が残り一つになっていたことは知らなかったし、まさか死ぬなんて思っていなかったでしょうからね。
ぶちのめすつもりではいたけど殺すつもりはなかったと思う・・・。
そう言えば、原作ではエドに殺しをさせるどころか「殺す」っていう言葉も言わせてないですよね。
↓(ネタバレですが・・・)
エドがスカーに「ブッ・・・」と言いかけたところをスカーが代わりに「殺すか?」と言う場面を読んで徹底してるな~と思いました。(エドはただ「ブッ飛ばす!」と言おうとしただけだと思いますが・・。)
うん、そうですよね。
この枝葉まで神経行き届かせてほしかったな~という気持ちはありつつ、とりあえず脳内編集……。
DVDは、飛ばし見です(笑)。