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花日和 Hana-biyori

ドラマ「嗤う淑女」(ネタバレ感想)

内田理央主演のドラマ「嗤う淑女」(フジテレビ系)観てました。原作は中山七里の同名小説、わたしは未読です。

「おっさんずラブ」での内田理央が好きだったので夫につきあって観はじめたのですが。

困っている人を助けるふりして奈落の底に突き落とす悪女の話で、初回はあまりにもダークかつあり得ない展開にドン引きしました。

もう観なくていいかと思っていたのですが、夫が観ているのを遠目でなんとなく見ていたら、いつしかドン引きも一周回ってギャグかなこれは?と思うようになり…

だって美人コンサル蒲生美智留が人々を操って洗脳して行くときの決めゼリフ

「あなたの敵は誰ですか?」

とか、「負け犬根性を捨てて下さい!」とマウントを取ったりとか、芝居がかってて振り切れてて笑っちゃうんですよ。

終盤は数々の悪事(詐欺だの殺人だの殺人教唆だの)を働いてきてさすがに刑事(大東駿介)に目をつけられ、どうなるの?とけっこうハマって観てました。美智留がいとこの恭子(松井玲奈)に執着する理由も謎でしたし。

最終回をみる前は、夫はなんとか成敗されてほしい的なことを言ってましたが、私はもうここまで来たらいっそ逃げ切ってほしいと言いました。そのほうが収まりがよい。

結果、ブラックジャックとかジョジョ的アクロバティックな展開で逃げ切っていたのです。すべて彼女の思惑どおりに事が運び、さすがにあり得ん…と思いましたが、笑っちゃったしエンタメってことでまあいいか、と。

いとこに執着していた理由も、さんざん悪事を働いた後の身代わりにするつもりだったと分かりました。10代でそれを考えてたわけで、怖い!

内田理央はハマっていて上手かったし、なにより楽しそうにやっていてよかったですわ。

嗤う淑女 | 東海テレビ

嗤う淑女 | 東海テレビ

“稀代の悪女が次々に人を堕(お)とす!” “どんでん返しの帝王”と呼ばれるベストセラー作家・中山七里の超人気シリーズ 『嗤う淑女』 連続ドラマ化決定!





コメント一覧

hana-biyori
> なおとも さん
コメントありがとうございます。

中山七里がお好きなんですね!私は恥ずかしながら一つも読んだことないのですが…感想が同じってことは、ドラマ制作陣の思うツボかもしれませんね〜。

たしかに「笑うセールスマン」みたいだってうちの夫も言ってました。人の欲望や潜在意識がやがて怖いことになるって感じが確かにそうですね。

内田理央、振り切れてて良かったです。次回作も楽しみです♪
なおとも
こんにちは!

中山七里の作品が好きで、この原作も読みました。ドラマも録画して視ましたら、本当に同じ感想です。何だか昔の「笑うセールスマン」を彷彿させる作品で面白かったです。
内田理央さん、なかなか達者ですね。また、楽しみに訪問します。 なおとも
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