2022年の振り返りをいまごろ。読書会が中心の読書で、そこから興味を持って読んでみた作家やテーマが多かったです。
このうち3冊はオーディオブックなので読んだとは言えないですが「よかった本」なので入れときます。
1.「卵をめぐる祖父の戦争」デイヴィッド・ベニオフ
敵に包囲され補給を断たれたレニングラードで卵を探す若者たちの、凄惨でどこか滑稽な旅路。後に戦争をエンタメとして味わっていいのかという葛藤も感じた。
このうち3冊はオーディオブックなので読んだとは言えないですが「よかった本」なので入れときます。
1.「卵をめぐる祖父の戦争」デイヴィッド・ベニオフ
敵に包囲され補給を断たれたレニングラードで卵を探す若者たちの、凄惨でどこか滑稽な旅路。後に戦争をエンタメとして味わっていいのかという葛藤も感じた。
これも戦時下の旧ソ連の話。たぶん「戦争は女の顔をしていない」がこれを書くきっかけになったのではと勝手に思うけど、それとはまた別の知識や情報が詳細に書かれており、戦時下の狙撃兵の緊張状態に連れて行かれた。
8.「ザリガニの鳴くところ」ディーリア・オーウェンズ
8.「ザリガニの鳴くところ」ディーリア・オーウェンズ
オーディオブックにて。田辺誠一の語りがよかった。英国の“本物の執事”が過去をふり返る旅路。ご主人様に対する忠誠心を語りつつ、あるじの戦時中の複雑な立場や本人の痛みが見えてくるのが興味深かった。
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表紙のスクショはこんなかんじ。
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