いま佐藤健主演の映画のCMがさかんに流れていますけれど、私にとって「4月になれば彼女は」って、サイモン&ガーファンクルの同名曲(April Come She Will)です。これって訳したひとが素晴らしい。邦題が秀逸だと思います。
中学生くらいの時かな?カセットテープに入れてよく聞いていたものです。SONYのウォークマン(!)で。
話を戻すと、「4月になれば彼女は」って、改めていいタイトルだなと。
4月になれば彼女は…どうすんだい?どうか何かするわけです。この言葉だけで、わたしは男を置いて自由な心で去っていく女性の姿や、別れの予兆、すべては語らぬ切なさの余韻を感じます。男性視点で語る重くない寂寥感も。
1分半くらいの短い曲ですけど、優しい響きのギターと美しい歌声が胸に沁みます。CDも持っているけどスマホで検索するとすぐ聴けてしまう、便利な時代ですわね。