今日は6月23日
沖縄では戦没者の霊を慰め恒久平和を願うため
6月23日を「慰霊の日」と定め休日としています。
慰霊の日関連の番組もたくさん放送され
沖縄戦終結50周年を記念して作られた映画「GAMA 月桃の花」の
製作・音楽を担当した海勢頭豊さんがお話しされていました。
「GAMA 月桃の花」は悲惨な沖縄戦を描いた映画ですが
生存者の一人の女性からお話を聞いて製作したということです。
そして主題歌の「月桃」は
一家全滅した屋敷跡にまた月桃の花が咲いていたのを見て
感動して作った歌だそうです。
戦争で散っても再び花を咲かせる月桃の強さと
戦争の悲しい記憶を伝えるために。
「月桃」の優しいメロディーに託された思いが本当に心に沁みます。
絶対に風化させないようにしなければ・・・
月桃
月桃ゆれて 花咲けば
夏のたよりは 南風
緑は萌える うりずんの
ふるさとの夏
月桃白い 花のかんざし
村のはずれの 石垣に
手に取る人も 今はいない
ふるさとの夏
摩文仁の丘の 祈りの歌に
夏の真昼は 青い空
誓いの言葉 今も新たな
ふるさとの夏
海はまぶしい キャンの岬に
寄せくる波は 変わらねど
変わるはてない 浮世の情け
ふるさとの夏
六月二十三日待たず
月桃の花 散りました
長い長い 煙たなびく
ふるさとの夏
香れよ香れ 月桃の花
永久(とわ)に咲く身の 花心
変わらぬ命 変わらぬ心
ふるさとの夏
(※引用 「月桃」作詞・作曲 海勢頭豊)
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