今回紹介するナントカ花札は、「マリオ花札」です。
メーカーはもちろん任天堂で、2015年に発売されました。
マリオ花札には2種類ありまして、こちらの市販版とは別に、任天堂の会員サービス「クラブニンテンドー」のノベルティ版も存在します。
ご存じの方も多いと思いますが、今やワールドワイドなゲームメーカーの任天堂は、もともと花札やトランプを製作する会社として明治22年にスタートしました。
戦前から続いている花札メーカーは、日本全国でもごくわずかしか残っていません。
そんな伝統を受け継いでいる製品なので、作りがとてもしっかりしていて、老舗の誇りと愛情を感じます。
さて、藤の札で登場するのはドンキーコングです。
なぜ4月の札でドンキーコングなのかというと、第一に、従来のほととぎすの色合いとマッチするキャラクターだからいう点が挙げられるでしょう。
加えてドンキーコングのゲームでは、ぶら下がっている植物のつるやロープにつかまって移動するというムーブがあります。
このイメージが藤の花やつるとマッチしているということなのですね。
ディディーコングもしっかり藤と短冊をつかんでいます。
さすがは任天堂、花札の世界と各キャラクターのイメージを上手に融合させていますね。
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