本日は「マクロスF花札」を紹介します。




この花札は2009年にビバリーから発売されました。
こちらも「押しのけ型」デザインと言えましょうか。キャラクターを大きく出すために、従来の要素にさまざまな動きが見られます。


「菖蒲に八ツ橋」札では、橋の柱1本だけがなぜか手前にスライドしてきていますね。
後ろの菖蒲もなんだか窮屈そうです。


「菖蒲に短冊」札ではランカ・リーの前後ともに菖蒲が配置されています。
短冊も大分コンパクトになりました。しかも「文字書き」がされています。
現在の一般的な花札においては、短冊に「あかよろし」「みよしの」と文字が書かれている札は「赤短(あかたん)」と呼ばれ、無地の「短冊」と区別しています。

これら文字が書かれている「赤短」を3枚集めると、それだけで特別な役が完成するんですね。
マクロスF花札を使って元々の花札ルールで遊ぼうとするとちょっと戸惑いが生じてしまいそうですが、無地の短冊にも文字を入れるこの自由さが、ナントカ花札の醍醐味のひとつなのです。
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