ナントカ花札を鑑賞するうえで、やはり従来の花札のデザインを知っておくことが大切です。
そもそも花札というのは、1組48枚のかるたです。
その札は1月から12月まで12種類に分けられていて、月ごとに折々の植物が描かれています。
順にあげていくと、
1月:松
2月:梅
3月:桜
4月:藤
5月:菖蒲
6月:牡丹
7月:萩
8月:芒
9月:菊
10月:紅葉
11月:柳
12月:桐
となっています。
季節とマッチした組み合わせもあれば、時期とは関係ない植物になっている月もありますね。
今月のブログでは、4月の札・「藤」を取り上げて紹介していきます。
なので、早速藤の札4枚を見てみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/5f/bbcd53329e53c2ac41180842599ed140.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/d2/819d3828b1b99479371181dccf091b96.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fc/a9b4e605201d620b3c569b568008e179.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3c/2df4ba6d56a7dbc8fbc2631c09ae8d69.png)
一番左の札が「藤にほととぎす」です。バックには赤い三日月も描かれています。
その隣が「藤に短冊」札、そして右の2枚が「藤のカス」札になります。
これらの札の要素を活かしながら、どう独自にアレンジを加えていているかを鑑賞するのがナントカ花札の楽しみ方のひとつです。
次回から実際のナントカ花札を見ていきましょう。
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