こんなこと あんなこと😅

山の中の生家で田んぼや家庭菜園をして暮す夫と週末同居のはずが、夫が糖尿病予備軍になり、ほぼ同居を始めた、主婦のあれこれ😅

父と息子

2021-07-07 11:44:21 | 日記
翌日の週一の仕事の為でもありますが、多分私がマゴマゴで、週末行けなかったので、淋しかったのかな?
夫が、山の生家から採れた野菜を持って来てくれました。

その夜、久しぶりに隣りに住む息子がやってきて、
「もう前回からひと月経つから、そろそろ畦の草刈りを、しなくちゃね、気になってるんだけどね・・」なんて嬉しいことを言ってくれました。

山の中の田んぼは、耕地整理がされていても、平地に比べると面積は狭くて、その上、何より畦と言うか、上の田と下の田の斜面が広くて、田んぼと同じ位の面積があります。

その斜面が、いくつかあると言うことは、草が生える面積も多いと言う事で、その足を踏ん張っての草刈りが、何よりの作業より大変です。

それを義父もしてきて、夫が義父にはもう無理だなと思う頃から夫がするようになり、それが今は年に1、2度息子もするようになってました。


距離は35キロとはいえ、あちらとこちらでは、住んでないと気が付かない事が沢山あります。

例えば、田の水でも、田んぼから上流の山の中の水路の管理は、竹の根や雨降りの後の詰りや破損など、何百メートルも歩いて見回りをする必要があり、大変です。

こちらの家で暮らしていた私は、こうした作業を義父や夫がしている事を数年前まで知りませんでした。

息子も然り、山の中で作るお米は美味しいので、自分の代も作る!と言ってますが、こちらで暮らしているので、そうした大変さを最近まで知らなかったはずです。

なので、跡を継いでするつもりなら、お父さんが元気な今のうちに通ってなるべく知ったほうが良いよ・・
限界集落なので、分からなくても聞く人も居なくなってしまうからと機会があると言ってました。

山も義父が子孫の為にと植えてくれた林もあります。
うちの山が何処に有るのか、それも今のうちに夫が教えておかないと、誰も分からなくなってしまうと思うので、二人で山の中を歩いて廻ったりもしました。

それでも、去年辺りは夏の間に一度だったし、一昨年は草刈りに来なかったので、短いうちに刈る方が楽だからと夫が一人で何度も刈っていたような気がします。



もちろん、リタイアしてマイペースに自由に暮している夫と、現役で働いている息子では、時間の使い方が違って当たり前ではありますが。

その息子が、上の言葉を言ってくれたので嬉しかったのです。

それは今まで、何も言わず、ただ息子が手伝ってくれた時だけ、有り難いなぁ、いい息子に育ってくれたなぁ・・と嬉しそうに言う夫の後ろ姿を見てきての息子の気持ちなのでしょう。

反面、平地にあればもう少し楽なのに・・とか、ある有難さと、あるから継がざるを得ないと言う可哀想さも、私は感じたりします。

ただ、山の生家に来ると、いい所だなぁ  と言う息子の言葉に救われる気にもなります。

もうそろそろ、夫が義父に感じた親の衰えを息子も夫に感じ始めたからの声なのかもしれません。

こうして代は変わっていき、繋いでいくのだなぁと、何もしない私は見ていて思ったりします。


で、この夜は久しぶりに、「山崎のむか?」と夫。

今では中々手に入らなくなったこのお酒は、手に入ったからと息子が誕生日にくれたもの・・大切に特別な時だけ飲むようにしているようです。

二人で飲みながら、ヤッパリ美味しいなぁ〜山崎は。😄

でも、最近買ったのも美味しいからと息子は自宅まで取りに行き、又飲み交わしています。

そこで出た話の中に、最近息子が山登りに興味が出てきたと言うので、夫は大喜び。






やっとその気になったか!と、早速山地図を出してきて、何処に行こうか?いつ行こうか?

50代から夫婦で始めた山登りを、ここ何年間は、私が体力に自信がなくて行かなくなっていて、折があると学生時代ラグビーをしていた息子を誘っていたので、大喜びです。

もうテントもあれもこれもあるからいいぞ!
僕は後靴があれば行けるけど、高いからなぁと言う息子に、買って貰えば?と私🤭

初めてなら、立山辺りが良いんじゃない?いや、涸沢も、いや、栂池から白馬大池、いや表銀座も良いよねと私もつい口に出てきます。

多分今度の休み辺りに息子の登山靴を買いに行って、梅雨明けに息子は登山デビューをしそうです。

私も行きたいなあ〜😓