今月の1日 父の病院に付添って行った時 何処かに連れて行って欲しいと言われ気になっていました。
今日は良い天気になるということがハッキリわかった昨日実家の兄に電話して
父にドライブに行くことを伝えてもらいました。
今朝実家に行って何処に行きたいのか尋ねると「茨城空港と笠間にある筑波海軍航空記念館に行きたい」と言う。
私は内心「えっえぇ~遠すぎる。 成田山とか京成バラ園とかじゃあ駄目なの~」
父と旅行に行かなくなってから高速道路をあまり走ってないし去年車を買い替えた
時はもう歳なので高速道路は走らないつもりでETCを搭載しませんでした。
しかし茨城空港と笠間に行くんだったら高速道路を使わないわけにはいきません。
実家の最寄りのインターから圏央道、常磐自動車道を走り先ずは茨城空港へ
10年前とは随分と変わって飛行機の本数も増え以前はがらんどうだったロビーも
空港らしい様相になっていました。
こんなポスターも貼ってありました。
私はETCでないのでスマートICは使えないためこの恩恵にはあずかれません。
千代田石岡ICから一般道を走りました。
以前はなかった軍用機が飛行場の建物の脇に展示してありました。
茨城空港は自衛隊の百里基地の隣です。
ですから基地の建物も良く見えます。
そして軍用機の離発着も良く見えます。
軍用機は凄い爆発音を出して離発着します スピードを落とすためでしょうか?
パラシュートを開いて着陸します。
ここで昼食を済ませて茨城空港北ICから東関道 北関東自動車道路を走って
笠間の筑波海軍航空記念館へ
父です センスも洒落気も無くそれでも自分で着る服を毎朝整えています。天晴れ百歳です。
父は20歳台前半の人生で1番感受性の強い時期に召集されて次々戦友たちが
戦死するという過酷な境遇にさらされていたせいか戦争への嫌悪感はあるものの
郷愁も強いものがあります。 自分史を何冊か書いていますが全てテーマは太平洋戦争です。
ですからこのような記念館のあるところはたいがいの所に行っています。
私には只々悲惨なだけ。 神風特攻隊などを考え創設するなど気違い沙汰にしか感じられませんが その時代その場所に居合わせた人には特別の感情があるようで 当時の写真や展示品を見てはうめき声とも感嘆の声とも言えない声を発声しながら食い入るように見ているのです。