私のブログは、訪れてくださる方も少ないし
お読みくださる方と、メールの交換をさせていただいているわけでもなく
ただただ自己の満足のために気の向いた時に記しております。
広い宇宙空間へ向かって、橋を架けようとしているようなものです。
それでも、どこか私の知らないところで
お読みいただけていると思ったら、独り言よりは、うれしいことです。
父のことを書きたくなりました。
父は、89歳、施設でお世話になっております。
夫が、月に1度、会いに行ってくれます。
そう、私は、会いに行けないのです。
これについては、受け止める方によって
様々な感想を持たれることと思います。
私は、こころの冷たい人間なのだろうかと自問することがよくあります。
世間の目を気にしていないわけでもありません。
人の道を考えないわけでもありません。
そして、いつも父が幸せであることを祈っているのもほんとうです。
でもやっぱり、父の所へ会いに行きたくはないのです。
会いに行けば、きっと嫌な思いになるからです。
もうそんな思いからは、離れていたいのです。
父は、私が会いに行くと、すごく恐縮するのです。
つまり父は、愛された経験がないので
人のやさしさに触れた時、そこに安心して身をまかすことができないのです。
そして、自分の立場を保つために、誰かの悪口を言い、
嫌い、攻撃やら、不満やらが噴出するのを
私は、見るのが辛いのです。
父には、やっぱり尊敬できる人でいてほしいから。。。
もちろん、父のさびしさは、わかっているつもりです。
そのうえで、父にもっと立派な人であれと望むのは
私の甘えかもしれませんね。
まだ、断ちきれないのです。