午後には、半月ぶりの仕事をして来ました。
ありがたいことです。仕事があると少しだけしゃんとなります。
お盆は過ぎたけど、街の中は、まだお盆のままで、たいへんに混み合っています。
ひとり時間があまりにも多くて、上手に使いこなせません。
何もせずに、小学生の頃を思い出したりなどして
孤独を感じ、味わっておりました。
小学生の頃に感じた「孤独」を思えば、今のほうが
大人になったぶんだけ、それを楽しむゆとりがあります。
昨日の朝は、ひとり、送り盆の墓参りへ行き
午後には、久しぶりにジムで運動をして、筋肉痛を感じています。
母が亡くなり、父が施設に入っている今
両親が、義務のようにやっていた親せきとのおつきあいを
私は、すっかり疎遠にしております。
夫の姉、弟、妹は、遠方に所帯を持っておりますので
盆暮と冠婚葬祭のおつきあいくらいしかありませんが
「~~するべき」とか「~~であるべき」などと考える人たちではないので
とても気が楽です。
娘が嫁いだ先のみなさんは、あれこれ気がついて
ほんとによくしてくださる方ばかりだけれど
「~~してやったのに」などと恩に着せる人たちじゃぁないから。
こちらの気持ちもわかってくださって
自分たちがやりたいからしているだけと言ってくださるので
こちらも私は、気が楽です。
何より、若いふたりがうまくいっていることがいちばんなのですから!
中島義道の
<「人間嫌い」のルール>を読みました。
以下に、内容紹介の引用をさせていただきます。
>「人はひとりでは生きていけない」。その言葉を錦の御旗に、
表向きうまくやるのが「おとな」、できない人は病気と蔑む
----他人を傷つけないという名目の下に、
嘘やおもねりも正当化されるのが日本社会である。
そんな「思いやり」の押しつけを「善意」と疑わない鈍感さ。
「人間嫌い」は、そこに途方もない息苦しさを感じてしまう人なのだ。
したくないことはしない、心にもないことは語らない。
世間の掟に縛られずとも、豊かで居心地のよい人間関係は築ける。
自分をごまかさず、本音で生きる勇気と心構えを与えてくれる一冊。