小説を読む時間があったら
心理学の本を読みたいと思っている。
村上春樹は、別である。
心理学の本を読みたいと思っている。
村上春樹は、別である。
私が、はじめて村上春樹を読んだのは、
2007年1月のこと。
2007年1月のこと。
母が入院しており、
病院との往復に明け暮れる日々だった。
余命1週間と言われた時、急に
小説の世界に浸りたくなった。
村上春樹の名前と
「ノルウェイの森」が有名であることも
もちろん知っていたが。
「ノルウェイの森」が有名であることも
もちろん知っていたが。
その時の私は、50代の後半、
恋愛小説という気分ではなかった。
恋愛小説という気分ではなかった。
直感で、本棚から手に取ったのが
「海辺のカフカ」だった。
「海辺のカフカ」だった。
どこかの喫茶店に入って
この現実から逃れたかった。
文庫サイズの上下巻があれば
1週間がじゅうぶん過ごせるだろう。
春樹ワールドに、すっかりはまったのは、
その時からになる。
深いところへ沈んで行く落ち着きと
そこでつながっている安心感。
その時からになる。
深いところへ沈んで行く落ち着きと
そこでつながっている安心感。
以来、過去のものから、新刊本までずっと
愛読者の一人と思っていたのだが・・・。
愛読者の一人と思っていたのだが・・・。
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「街とその不確かな壁」は
もう2年になるのに
まだ読了できていない。
もう2年になるのに
まだ読了できていない。
新しい仕事に挑戦している時で
それどころではなかったこともある。
それどころではなかったこともある。
村上春樹の世界に入り込めなくなった
自分が悲しかった。
自分が悲しかった。
最近、がんばって第1部を読み終えたらようやく
あの時の感覚が近づいて来た気がする。
あの時の感覚が近づいて来た気がする。
お楽しみは、これからだ。
焦らないで行こう。
焦らないで行こう。