成長するためには
ほんとうの気持ちを認めてしまうと
それが障害となって前に進めないことがあります。
だから、時に
自分のほんとうの気持ちにふたをして
なかったことにしてしまうことがあります。
子どもは、ありのままの姿を認められて
愛されて育つ必要があると言われておりますが・・・。
その理由は、
あまりに我慢をし過ぎると
かえって「被害者意識」を育てることになり
無意識の部分で
「攻撃心」が芽生えてしまうからです。
小さい頃に我慢を重ねてきた
本人にしてみれば
「私は、こんなにも我慢をして
相手の立場を考えているのに・・・」
「どうして・・・?」なのです。
心理分析学は、
このようなこころのからくりを
知る助けとなってくれます。
自分を責めることなく
他者を責めることなく
こころの仕組みを知ることができれば
「本来の自分」を生きることができます。
これは、聞いたからと言って
簡単に実行できるものではなく
一生かかって取り組む
宿題のようなものではないでしょうか。
それこそが
「生きる意味」につながると思っております。