どう老いるの

要介護3の母83歳+50代夫婦+ワンコ2で暮らしています 2021.5月現在

割り箸と紙パンツ

2017-03-15 | 
母はたぶん1年前から紙パンツを履いています
たぶんと言うのは、一人暮らしをしていたので実態がよく分からなかったのです、、と言うか、私が無関心過ぎたんでしょうね
最初は、出掛ける時に安心だから履いていると言っていたけど、今は紙パンツオンリーです
寒がりな母は、紙パンツは暖かいとお気に入りです
先日ケアマネにそのことを話すと、紙パンツは暖かいとおっしゃる方います、、との情報。
あ、そうなんだ

母はリュウマチで手に力が入らないこともあって(ひどい時期は、冷蔵庫のドアを開けられず、取っ手の部分にタオルを掛けておいて、タオルを引っ張ってドアを開けていた)、ズボンとかパンツとかの上げ下ろしも容易ではなかったんでしょう、だから握力が原因でトイレが間に合わないこともあったのかも知れません。
だけど、母から紙パンツを履いていると聞いたときは、結構ショックでした
だから最初は見て見ぬふりをして、できるだけ普通のパンツも履いたほうがいいよと、全く寄り添うことをしませんでした
今でこそネットで購入していますが、母は自分でドラッグストアに行って買っていました
重いのにね。それに紙パンツを買う気持ちって、、
酷い娘だなぁ、、

握力が弱いので、
普通のお箸は持ち難いし挟みづらいんだそうです
コンビニでお弁当を買ったときについてくる割りばしが使い易いそうです
私は箸の好みがあって、割り箸を使うことに抵抗があって、母に使えそうな箸をいろいろ探してみましたが、結局、割り箸が今の母にはベストだと納得して、母には割り箸を使ってもらっています。

紙パンツにしても割り箸にしても、母の現状を受け入れられないことから寄り添えず、遠回りばかりしてきました
もっと母の言葉に耳を傾けて、素直に考えて、弱者に寄り添える人になりたい


ケアマネとの契約

2017-03-15 | 
先週の3月8日(水)に、地域包括支援センターの担当者と、その方から紹介を受けたケアマネージャーが来ました

最初の30分は4人で面談
地域包括支援センターの方は先に帰られて(帰る際に、これからも何かありましたらいつでもご連絡くださいと言ってくださったのはとても心強かったです)、その後1時間半ほどケアマネと母と私の3人で話をしました
母の事を詳しく知りたいからとたくさんの質問がありました
兄弟は何人?とか、どんな仕事をしていたのかとか、趣味とか、一日の過ごし方とか、ディサービスへの要望とか
一方的に聞かれて、そういうものだと思って面接のように答えたけれど
今思うと、同じことをいちいちケアマネに質問すればよかった・・・
これからお世話になる立場と言っても、人として対等でありたい

数日して、母が、ひとつ気になる質問があったというのです
それは、最終学歴を聞かれた事
私もその時、少し違和感を覚えましたが、そういうものなんだ、、と思ってスルーしたんですが
母は、これからサービスを受けるにあたってどうして学歴が必要なのかと言います


何かの統計を取っているのかな?と思ったりもしましたが、私も気になった質問でした
それで、今度、どうしてそんな質問事項があるのか聞いてみようよ、、と母に行ったら、母は、お世話になる側だからそんなことは聞けない。と言います。でも、私も聞いてみたい。どうしてそんな質問事項があるのか。そして、その質問事項に対してそのケアマネはどういう気持ちで聞いているのか、事務的なのか、疑問を持たないのか、、やっぱり確認してみたい。


この日に契約を結んで、さっそく、プランを大まかに考えて(月にいくらの費用を出せるかも踏まえて)、施設見学をしましょうと言うことでこの日は終わり。




地域包括センターから居宅介護支援事業者へバトンタッチ

2017-03-05 | 
今までは、地域包括センターが窓口だったのだけど、
要介護1の認定がおりた母の今後については、居宅介護支援事業者が窓口となるそうです
(要支援だと、地域包括センターが担当)

居宅介護支援事業者は自分でも選べるのだけど、うちの家族は今住んでいる地域のことは全く分からないので、地域包括センターの方に希望を言って選んで依頼してもらうことにしました。すぐに決まり、来週の水曜日に地域包括センターの方と居宅介護支援事業者(のケアマネージャー)と二人で訪問して下さいます。

ケアプランを作成してもらい、契約を結び、「居宅サービス計画作成依頼届出書」を市に提出します


手の小指の爪って伸ばしているの?

2017-03-05 | 
ずっと不思議だったのは、母の小指の爪が長い事
何かのおまじないなのかな?と思いながら、どうして伸ばしているの?と聞いたことがありますが、少し笑って返事がなかったので、言いたくないのかな?と思ってそのままにしていました。最近になって小指以外の爪も伸びていたので、爪切りで切ってあげてたら「手に力が入らなくて爪が切れない」と言うのです、やっと気づいた頼りにならない私です。そうか、だから伸ばしていたんだ、どうして?って聞いたときはたぶん聞こえなかった(耳が遠い)から笑ってごまかしたのかもしれません

そういえば、伯父も小指の爪が伸びてたなぁ

一人で行動するのが不安でしょうがない

2017-03-05 | 
昨日の朝、母は「自分のしてることが正しいのかどうか心配で、一人で行動することが不安で仕方ない」と言う
時々、病院に行くのに道がわからなくなる、、とも言う

やはり、もう一人暮らしさせておけないなぁ、、と、思いながら、
「今日は私は仕事だから、とーちゃん(私の夫)に歯医者まで連れて行ってもらう?」と聞いてみた
母は遠慮したのでしょう、大丈夫。、、と答えた
まだ何とかできるかなと思って、一人で行ってもらうことにした

歯医者の予約は11時
10時55分に、歯医者から私の携帯に掛かってきた
「予約時間を間違われて9時15分くらいに来られて、しばらく待合室にいらしたのですが、途中で出て行かれまして、今まだ来ていないんです」

あ~やっぱり、、
母は身支度をして待ちきれず出掛けたんでしょう
待合室で待つといっても長過ぎて、退屈になって出て行ったのかもしれません

私はすぐに母の携帯に電話したけど、電源が入ってない(充電切れ)
とりあえず、休日で近所で買い物中のとーちゃんに母を探してほしいと連絡をいれました
そして、歯医者に電話をしましたら、「今来たところです!ありがとうございました」と返答があって、一段落しました

はぁ~
よかったぁ~
母は10年前に引っ越してきたので土地勘もないし、10年前からも倒れた後遺症で弱っていましたからあまり地域の事もわかっていないと思います、これから先、道に迷う(わからなくなる)ということは頻繁に起こるのかもしれません

夕食の時に母に今日の事を聞いてみると、一旦家に帰ったものの、かばんに保険証が入ってなかったから探していて時間ぎりぎりになってしまったんだそう。結局見つからないまま歯医者に戻ってみたら、朝行ったときに、窓口に保険証と診察券は預けていた。、、というオチ。 無意識に行動したことは忘れてしまうんですよね、それは母でなくても私もそんなことはあることです。ただ、母は、自分のすることに自信がないのでパニックになったようです。

とーちゃんには、先日、母も一緒に暮して良いと了承してもらったので、
いよいよ早急に引っ越しの準備をしないと、、
母と一緒に暮らす条件は、荷物を溢れさせない事。
あ~あの荷物~大変だなぁ~
でも一緒に住んでいいと言ってくれたとーちゃんには感謝感謝です
ありがとう