どう老いるの

要介護3の母83歳+50代夫婦+ワンコ2で暮らしています 2021.5月現在

食べ物のチカラ

2017-11-29 | 
主治医より今後の事について話があると連絡がありました
リハビリ病院への転院はまだ一週間以上はあるだろうし、でも、転院先も決まった事だし、話って何だろう?と思っていました

主治医から、ここへきて急激に回復してきたので来週には退院しますか?と第一声
リハビリ病院への転院もまだいつになるか不明だし、家で過ごす動作で必要なことを確認してリハビリをすすめていきましょう、と。
やったー!
これは食べ物のチカラだ! 私はそう確信しています
もちろん看護師の日々のサポート、理学療法士のリハビリの力が一番です
その次は、食べ物のチカラに違いないと思っています

全く食べなくなって数日経過した頃から、無表情になり非協力的になり、何一つしなくなり、唯一できていたリハビリも「フラフラする」と言ってできなくなってしまいました。気力がゼロ状態。看護師にこのままでは栄養失調でフラフラでリハビリもできないから点滴をとお願いしましたが、先生に相談することも無く即却下され、提案も無く、、という経緯もあって、私の心もいよいよ折れそうでした
気を取り直して、先生に相談して、何を食べても良いと許可を得てから、大好きなお寿司・干し芋・干し柿、それから保険でバナナを毎日差し入れるようになって、笑顔も戻り、元気になりました
食べ物のチカラって凄いですね
病院は杓子定規で糖尿病用食事が出ますが、
心を病む母に一般的対応をしてしまうと症状が悪化するんだなぁ

しかし偏食ってほんと困るわぁ




トイレでう〇ち

2017-11-27 | 
病院食をほぼ食べず、体力気力ともに落ちてリハビリも進まなかった母ですが
差し入れが功を奏して笑顔が戻り気持ちにも余裕が生まれたようです、本当に良かった

土日祝日は専門によるリハビリが無いので、看護師が代わって歩行器で廊下を歩かせます
先日まではそれも拒否していましたが、このところ順調に受け入れ、毎日必ずベッドから降りる時間があるようで嬉しくて小躍りしそうな気分です、あ、とーちゃんが大変な時に小躍りしてる場合じゃないかぁ~

今日はトイレでうんちをしたそうです
入院以来初めてなんです
もう1か月半になりますが、ベッドから起き上がるのが嫌でリハビリ以外はほとんど寝たきりでしたから大きな前進です

コルセットを付けると相変わらずつらいようで、車いすに乗ると最悪に痛いと言います、けれど立って歩く時は全く痛くないのだそう。 自分でも歩行器なら大丈夫と確信が持てたのでしょう、コルセット=最悪、、というトラウマから解放されたみたい

あとひと息です
トイレさえ自分で行けるようになったら家に戻れるよ

転院先のリハビリ病院は決まったものの、ベッドが空くのは12月に入ってからになりそうだから、まだ少し救急病院のお世話になるよ、積極的に体を動かさなきゃね、出遅れた分リハビリにも時間が掛かりそうだもんね


イラスト&デザイン工房 【スタジオBiBi 】




とーちゃんも救急

2017-11-26 | つれづれ
病院食を食べない母に困って相談すると、何でも好きなものを差し入れてもいいですよ、、と言うことになりました
鉄火巻きを持って行ったら、たくさん食べました、まったく困ったちゃんの母です。でもよかった。
差し入れ作戦で気持ちも上向きなので、金土の一泊出張に行くことにしました、このところほとんどの出張をキャンセルしていたので肩身が狭かったけどよかった、、と、思いきや、とーちゃん(夫)が救急搬送となり慌ただしい

早朝に具合が悪いとメールがあって、病院に行くようにやり取りをしていたら、少し休んでからと返事があったので、私は出張先で最短で帰れる段取りをして、、で、途中、とーちゃんは気絶してたらしいけど、意識が戻ってこれはヤバいよと決心したらしく、自分で子供にメールして来てもらって救急車を呼んでもらい、、その最中にやっと私が子供からのメールや電話に気付き電話して、「搬送先はおばーちゃんと同じ病院を指定してね」とだけ話して、搬送されたのは昼過ぎ。私が病院に直行したのは17時。

出血性十二指腸潰瘍で、血液が普通の人の半分の薄さになってるのと血糖値が300超えているのとで重症
救急で内視鏡による止血処置をして、その後は輸血していました
もう少し搬送が遅かったら危険だったそう

ストレスを抱える企業戦士は、今週は特に酷くて私も心を痛めていましたが、、、
でも一週間入院となったから、やっと休んでくれると思ってホッとしています

病院に駆けつけてとーちゃんが私の顔を見て第一声は、ボソッと「つまんないよ」
そうだね、一生懸命仕事した結果がこれだもんね

面会時間20時を終えて家に帰ったら、とーちゃんの具合悪い様子の跡がいっぱい
トイレは血だらけ、ベッド横におしっこの水たまり、リビングの椅子は倒れていました
可哀想に心細かっただろうに



さて、洗濯も終わったし、シャワーして身支度したらハナ&マリンを散歩に連れてってあげよう
それからとーちゃんのパジャマとか買って、母に差し入れるお寿司を買って、
とーちゃんと母の顔を見に行って安心させてあげよう
大丈夫だよ~


ヘッドホン型補聴器が欲しいなぁ

2017-11-23 | 
先日、“夫や交際相手など4人に青酸化合物を飲ませて殺害した”被告人が裁判でヘッドホン型補聴器を付けていた事を聞いて、以前からそんな補聴器があったらいいなと思っていたので、「え?あるんだ」と少し驚きました

母はくも膜下出血による後遺症で難聴です

調べてみると電車で二つ目の駅前のお店でヘッドホン型の扱いがあるらしい
ん~
どうしよう
今付けてる補聴器はデイサービスに行くことになって片耳のを両耳のに買い替えたばかりです
お店も近所でお手入れを気軽にしてもらえる
でも自分では付けられないし、お世話して下さる側も取り扱いに手間が掛かっています、お風呂の時は取り外さなきゃ故障の原因になるし、落としたり盗難の原因になるし、、、
ヘッドホン型だと使わないときは外して肩に掛けておけばいいし、何より自分で扱える。そもそも、あんな小さなモノを手先が不器用になって目も見えにくくなって、認知症でモノの使い方があやふやになった母に扱えるわけないのよね 

今は救急病院に入院中で、補聴器はほとんど付けていない
ヘッドホンだったらいつでも使いたいときに肩に掛けてて自分で扱えるのになぁ
看護師だってそれだったら気軽に扱ってくれると思うなぁ

ヘッドホンして外出する時代だもん、補聴器だっていいよね
難聴だってことがわかるほうが、周りにも理解されやすいし
少なくともうちの母親のような人はその方がいい
補聴器を作る企業がヘッドホン型補聴器をもっともっと一般化してバリエーションが増えてどこでも買えるようにしてくれたらいいのになぁ


       イラスト&デザイン工房 【スタジオBiBi 】

明日は行かないと決めた

2017-11-22 | 
母が骨折して救急で入院して1か月が過ぎました

平日の午前中にリハビリ
杖を使っての歩行や、座ったり立ったりを数回、これを20分~30分行うようです

痛みは「咳をしても痛まない」ようになったそう
けれど、相変わらずトイレへ行かずベッドでおむつにする
食事もほとんど摂らない、一口か二口。
なのに私の顔を見たら「お腹が空いて堪らない、気分が悪い」と言って病院食以外の食べ物をせがむ
昨日は日中に母からの着信が36回あった
仕事中でも電話に出れるのだけど、昨日は仕事中は出ないと決めていたので・・
母には携帯を持たせていて、①のボタンを押すだけで私に繋がるように設定しているので、色々な物の使い方がわからなくなったものの、まだ辛うじて私に電話をすることが出来ている(できないこともあったり、電話しても繋がったかどうかわからなくて私がもしもしと呼びかけても切れてしまうことも多い)

一番つらいのは病院食を食べてくれない事
仕事が終わって病院に直行して、夕食の時間までを一緒にテレビを見ながらあーだこーだとおしゃべりしたり、体をマッサージしたり、お手入れしたりして、夕食が来たら母に食べさせる。食事が済んだら入れ歯の手入れとベッドの上でうがいをさせて、、きっかり面会時間終わりの19時。入院して以来皆勤賞です
最初の頃はまぁまぁ食べてたんですよね、元気もあって。
だからお世話していても張り合いがあった
それなのに今は、二口食べたら怒ったような顔をして「もういらん」と言って目をつぶってしまいます
一度、看護師に点滴とかしてもらったほうがいいのでは?と言うと、一度それをやっちゃうとずっとそれに頼るようになりますから、、と断られた。
そうだよね、一般的にはそうだよね、、
でも私の母は心を病んでるのよね、早く死んでしまいたい人だからねぇ、、頑張って食べなきゃとか思ってくれないのよねぇ、、

私だけを頼りわがままを言う母に、私の心もしぼんでしまいました
可哀想だけど、明日は病院に行かないと決めました
私はお世話係りには向いていないのかなぁ