12色のクレパス

わたしが見た、光を此処に。
Thanks for always being there…

やまない雪と、つかの間の夕日。

2014-02-10 20:44:39 | ココロの記憶



やまない雪、



もう、やまないのかと思うほどに、



やまない雪。









雪に閉ざされて、


もう、どれくらいの日が経ったのかな。









まっ白い世界が、


グレイの世界が、




色づくまで、あと、どれくらいだろう。













半分まで、きたのかな。



あと、半分で、あの時の日々が戻ってくるのなら、







長くはない。












戻らないかもしれない日々を、


待つのは辛いけど、









同じ日々に戻るのではなくて、


冬を越えた、新しい日々を待つのは



辛くはない。









つかの間の夕日に


日が長くなりゆく、イチニチを感じる。





きっと、新しい日々に繋がっているよ。







だから、今を精一杯いきるんだ。






あの場所が青く芽吹くまで…









今日もお疲れさま。

オヤスミナサイ。










ヒナ、クロカンデビュー戦。

2014-02-09 15:16:00 | わたしのイチニチ。





先日、長女ヒナのクロカンデビュー戦がありました。


市内の小学校が集まっての大会。






ヒナは小学校四年生以下の部に出場です。







と、言っても

週に一回、放課後に練習しているだけの弱小小学校なので、





他の学校と勝負になる訳なく、




しかも、コースの試走は一度だけ…。







まあ、いい経験になればいいやと、



「楽しく、滑っておいで!」と、



送り出しました。








でもね、


15秒おきのシングルスタート。



ヒナは4番目のスタート。








うっかり、

「前の子3人、みんな追い越して、一番でゴールできるんじゃない?」




なんて、



つい、うっかり、声をかけてしまったわたし。







その気になっちゃうよね。









みるみるうちにコース内に雪がたまるコンディション。


余計なこといっちゃったな。



と、反省しつつわたしも、コースへ。







細くて、小さい子達が吹雪のなか、頑張っていました。










結局、ヒナは一番にゴールできず…


ヒナ曰わく


「みんな越したのに、最後に越されたぁ」





とのことで、結果は8位入賞でした。






初めてのレースにしては、良かったかな。







残念ながら、ワックスとかの環境は他校には及ばないので、



しっかり練習して、来年はパワー勝負できたらいいな。








と、いうわけで、やる気の出ちゃったヒナさん。


春先までコースへ通おうか。






忙しくなるなぁ…( ´艸`)

















リレーのスタート一分前の静寂は、

緊張感が心地いい。









スタートの電子音。


人生で、この15秒おきに永遠と続くピッピッピッポーンを





どれくらい聞いたかな。







これから先、どれくらい聞くのかな…







また、しばらく聞けそうです。

























離れないで、続けたら。

2014-02-04 23:02:11 | わたしのイチニチ。




さっき、新聞をめくっていると




懐かしい人が出ていました。









実家のスポーツ店を継いだ彼は、

今、

とある、地元出身のソチ五輪代表選手のスポンサー集めに走り回っている


と、紹介されていました。











高校時代、スキー部だったわたしは、


三学期はほとんど学校には居なくて。






合宿と大会の毎日。






別の学校のスキー部と一緒に、


あちこち遠征してました。







新聞に出ていた彼とは、学校は違ったけど、


遠征先でいつも一緒で。






当時、やんちゃだった彼が、


何故、わたしに懐いてきたのか、わからないけれど。






遠征初日、大会前夜、ゴール後、帰宅日…



何故か、ちょこちょこわたしの所へやってきて、

いろんな話をしていました。







わたしより、学年がひとつ下の彼。



競技者としては、トップアスリートだったけど、


やんちゃ君でね。




でも、人なつっこい性格で。








わたしが最後の大会の遠征先から帰る日、




「俺さ、スキーで人の役に立てるかな。」



なんて、珍しくまじめな顔して言っていた事を思い出した。
 






「競技やめてもスキーから、離れなかったらね」











 *





あれから、もう20年!?



ちゃんと、選手を支えている彼の記事を見て、


なんだか嬉しくなりました。









離れなければ、ナニカに繋がる。


心さえ離れなければ、繋がるね。




続けていたら、

カタチはどうあれ、携わって、支えていけるのだと、




教えてくれたのかな。









週末は子どものスキー大会。

初めての競技会。




また、コースに戻る日がきました。





大会準備をしてくれる人たちのおかげで、綺麗なコースで、滑れます。



 
ありがとう。










あすは、大雪みたいだね。


みなさん、気をつけて!




 









涙の先を、ちゃんと見てるから。

2014-02-02 22:52:00 | わたしのイチニチ。




今日は、長女ヒナの試技会でした。






本番を前に、県大会が行われ、

実際に審査員の前で、審査を受けながら、本番同様に競技が行われます。







ヒナは演技の最後に、

今の今まで決めたことのない技が入っていて。






その技以外は、決まるのに…


と、言っても、同学年の子に比べたらぜーんぜん及ばないのだけれども。





ここまでくると、


出来ることをいかに丁寧に演技するかに重点を置いて、


練習してきたけれど。






目の前で、大技を決めていく選手をみていたら、



気持ちもへこんじゃうよね。












本番。




丁寧に、にこやかに踊れていたけど、


些細な事でミス。







今まで取れていた技もひとつ落とし、


最後の技も決まらず…







それでもね、母は


今までで一番の演技だと思ったの。






堂々と踊っていたよ。










フロアから出るヒナに、


いっぱいの拍手を送って、






選手席に戻るヒナを目で追っていると…







席に着いたヒナは、

ボロボロ、ボロボロ泣いていました。









悔しくて、


おそらく、情けなくて…







泣いていました。












割れた爪、ごちごちのマメ、アザだらけの腕…




不器用なヒナには、正直、向いていない競技だと思うけど、




それでもね、頑張って来ていたんだよね。









ねぇ、ヒナ

ちゃんと、見てるから。









本番まで、あと少し。






キラキラ笑顔で、フロアに立てるように…



できる限りのことを、やってみようよ。







ちゃんと、見てるから。








頑張れ!ヒナ!!










前に進んでるから壁にぶつかれるんだ



大切な君よ 信じていこう

流れる涙の先の未来を





My VOICE/ファンキー加藤