輪工房の店長は今日も遊んでます

SPECIALIZEDおおたかの森 輪工房

E-Bikeのことを少し

2019-09-13 07:10:18 | E-BIKE


最近は、少しづつE-Bike(MTB系)の魅力にはまりつつある
特にオートバイに乗ってる方は、きっとはまると思います

その発端になったのは
5月のこれ

    

MTBはもちろん オートバイでも、FATBIKEでも、乗っていけない、残雪の林道の登り
陽が当たる場所は、一度溶けた雪が固く凍り付き、陽の当らない場所は、柔らかいままの雪質
これが予告なく、いきなり残雪の硬さを変えます
もちろんMTB的なテクニックは、ずいぶんと使いますので、残雪ライドは、初心者向きではないのですが(たぶん乗れない方がほとんど)
テクニカル過ぎる登りを、走破できる楽しさ 本当に楽しすぎて、夢中になるやばい感覚です
そして標高800mUP、距離にして約9キロを、気楽に2時間の時間の中で、じっくりと楽しんでくることができる、
  ・・・残雪があるのに・・・
この機動力は、本当に素晴らしい
下りはもちろんウハウハでした
そしてこの時がフルサスの、MERIDA e-OneSixty デビューでした

自分的な比較ではあるけど
平地では、MTBに対して、E-MTBは、パワー的には10~30%くらいのメリットがあり
心拍的には10%くらいのメリットがあります
もちろん、ノーマルのままの、MERIDAのE-BigSevenですが、これをモデファイしたら、ずっとこのメリットは大きくなります

これが山岳地になると
登りでは、心拍も、パワーも、70~90%くらいのメリットを感じます
もはや、HumanBikeとは、E-Bikeは別カテゴリーです もちろん一緒に走ることは可能です
・・・オートバイよりはずっと近い存在ですから

山岳地で使うE-Bikeの、大きなメリットは
その土地をゆっくりと知り、景色を風を感じる、「旅」となること
そして走るということであれば、体力的なことで、時間的なことで、行動範囲を縮小することがなく、気軽な計画を立てることができます

ランドナーで、自転車の旅を経験して
オートバイで、ツーリング、レースの楽しさを経験して、この世界へ入り
ロード、MTBで、レースに出るばかりでなく、大会を主催したり、そんなことを20年以上してきましたが

E-Bikeは、HumanBikeの自転車や、オートバイの、満ち足りなかった部分を満たすものを、多く持っています

まずは「旅」でいうなら、体力にかかわらず、自転車に乗ることができる方なら、みんなで一緒に楽しむことができます
体力があっても、アシストが切れれば、BIKEは容易には速く進んでくれません 特に峠までの登りなどは、だれしも同じペースで同じように、体力いらずで登って行けます
音が静か、  呼吸がきつくない、   ペースがいい   
これは精神的にも一番、リラックスできることで、旅の楽しさを一番感じやすい
急な坂道の途中で、いつでも止まって、そして何度でもスタートできる、これは自転車でも、オートバイでも、なかなかしにくいところです
自転車よりは少し重いが、前輪後輪は簡単に分解できるので、車の中に積載することができる
車+E-Bikeの6ホイールで、行動範囲は、オートバイを凌駕します 
輪行は・・・・ちょっと考えますが、まあ、やってみたら、できましたよ(笑

つまり、精神的な気合みたいなものがなくても、免許がなくても、だれでも気軽に使うことができる乗り物


E-Bikeについて、いろいろな意見はたくさんありますが
否定的な意見は、主に(乗ったことないけど、ちょっと乗ってみたけど)から始まる、そんな方が多いように思われます

E-Bikeは、オフロードのオートバイとは、手足の差はありますが、ペダルがアクセル、手元にギアがあり、これを巧みに扱って、POWERをしっかり出してやることから始まります
少し走りこんで、コツをつかむか、誰かからペース配分を教えてもらえばすぐにできること ペダリングでのアクセルワーク的なことが、上達のコツ
これをやらずに、否定してる場合が多いように感じます

なので、もう少し歳を取ってから?とか、まだそんな年齢じゃない!とか、そんな言葉が出てくることも多い
オートバイは、年寄りの乗り物じゃないのと同じ、年齢に関係なく 「spirit」です ROADやMTBだって、そうでしょう

トレールを荒らしてしまう・・・

それはMTBに乗れる方なら、ないと思います かえって力任せのMTBの方が、傷つけやすいこともある
・・・E-Bikeは、簡単に言うと、スピードが遅い方が、パワーを感じることができます
つまりMTBに乗っている方が、スピードを上げたままで、急な登りにアタックする走り、そこから力任せに勢いを殺さず登りきるか、上手い方は徐々に落ちてくるペースに合わせてギアを合わせ、トラクションコントロールするかです
この乗り方では、E-Bikeは登れません
スピードが遅いほうが、力強くアシストする、E-Bikeは、トレールなどの、急な坂道へは、かえって手前で、一気にペースを落として、ゆっくりとギアとペダリングを合わせて侵入した方が、走破率が大きく上がります
つまりゼロ発進の、トラクションコントロールで、これはトレールに対しても一番のローインパクトですよね

下りは?重たいから、トレールを削ってしまうのでは・・・
ついているタイヤは、通常のMTBと、同じものを使っていることが多い現在
E-Bikeの重量は、20~25キロ前後のものが多い?(現在)
重量でいえば、自分が約80キロの体重で、10キロの軽量MTBに乗れば、合計は90キロ
体重60キロの方が、フルサスMTBの25キロに乗れば、95キロ
つまりあんまり変わらないってことですよね、
それより軽量ハードテールバイクに、重量の重い自分が乗った方が、トラクションコントロールはしにくい(泣)ので、うっかりすると、トレールを削りますが、軽い方が、フルサスE-Bikeに乗った方が、トラクションかかるから、自然には優しいですよね(笑

E-Bikeで里山などを走ることは、MTBで走ることと、何も変わらないのですが
唯一変わることといえば、今まで体力的に行けなかった方が、行けるようになる為に、マナー的なことの、伝え方は、より多く必要になることですかね
E-Bikeは、トレールに入ることができない、そんな世界は作らないようにしたいです

E-Bikeは、筋力も使い、場合によっては心拍を上げて走ることも、容易にできます
スイッチにはオンオフもあり、特に平地では、アシストはすぐに切れますので
疲れた時に、向かい風の時に、上り坂でアシストが助けてくれる気楽さ とてもいい
近所のコンビニに行くのも楽しい
健康にも、精神的にもいいw です

そしてE-MTBだからと、オフロードに行く必要もなく、舗装路の峠であっても、タイヤの抵抗などは、アシストがあるので、何も考えずに舗装路のツーリングを楽しめます
下りはタイヤが太い方が、舗装路でも安定して楽しめます、つまり細いタイヤの必要は感じたことが今のところありません 舗装路の平地を多く走るなら別ですが
こんなE-MTB 少しでも理解してもらえるように(自分で遊びたいだけ?w)輪工房には試乗車が現在4台あります」
もう少し増やす予定です(笑

少しでも気になっている方はぜひ乗ってみてください
例えば、自分一人でロードに乗っている方が、友人や奥様と一緒にたまには、峠などへ行って見たいな!
そんな時に、E-Bikeはどうだろうって、考えてる方
そんな方も、ぜひ試しに来てください
ロードや、MTBを持っている方も、別カテゴリーです、もう一台増やしても、問題なく、楽しみが増えるだけです

E-Bikeのことを少し・・・のつもりが、こんなに長く
まだまだ書きたいことあるけど
また次回に・・・たぶん続きますw




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。