ここのところ、ブログのカテゴリーはいろいろばかり。
山のことを書きたくなりました。
奥穂高岳ってご存知ですか? 日本で富士山に次ぐ2番目に高い山(標高3190m)なんです。
私たちが登ったコースは、涸沢小屋(2350m)から穂高岳山荘(2996m)・・・奥穂高岳・・・穂高岳山荘のコースです。一般ルートですから、そんなに難しいコースではありません。
ただ、標高が高いので少々息切れがしますが。
(あっ、そうは言っても、登山の世界の話ですので、ハイキングではありませんので、ブログに書いてあったからって安易に入山しないでくださいね)
2002年8月19日奥穂高岳登頂の朝は、前日からの雨が降り止まず、台風の影響もうけているので激しい雨と強風で前方がよく見えない状況でした。
こんな状況では、奥穂の頂上はもっともっと凄いわけですから、私たちには危険が伴い無理と判断。停滞しました。気がつけばかなりの方々が同じ様に停滞されてましたが、こんな中でも、ツアーの皆さんは出発なさるんですねー。
このとき思ったのです。
ツアーに参加するからこそ、コースに見合った技術・体力・精神力が要求されるのだと。
つい、皆で登るから怖くないと安易に参加し、実際はコースもよく解っていなかったり、連れて行ってもらうといった依存型に陥りやすいですものね。
長い1日でした。ガラス戸越しに小屋の外を窺がい、少し風が弱まれば外に出てアーやっぱり駄目だと、雨が静かになれば同じ様にまた外へ出て、同じ様にアーやっぱり駄目だと中にはいるってことを繰り返すのです。あの人もこの方もね。
昼も過ぎれば、もう行動を起こすには時間が足りないので、みんなあきらめそれぞれの時間を過ごすことになるのです。
私たちはといえば、これからの日程、コースの確認をしていました。
昨日、涸沢岳に登っておいてよかったね。って、何回も話しがでましたねー。
翌朝8月20日は、チョー快晴。5時15分穂高岳山荘スタート。
すっごく寒かったです。風が強くて、風下に顔を向けてやっと呼吸をするようでした。
6時20分山頂に着きました。
寒さで口が強張り、頷きあって、喜びを表現しあったことでした。
写真は、頂上から北穂高岳(3106m)・槍ヶ岳(3180m)を望んでいます。
槍の穂先がすっくと天を指し、ほんとに嬉しい展望でした。
リンク 北アルプスの山小屋が紹介されています北アルプス山小屋校友会
山のことを書きたくなりました。
奥穂高岳ってご存知ですか? 日本で富士山に次ぐ2番目に高い山(標高3190m)なんです。
私たちが登ったコースは、涸沢小屋(2350m)から穂高岳山荘(2996m)・・・奥穂高岳・・・穂高岳山荘のコースです。一般ルートですから、そんなに難しいコースではありません。
ただ、標高が高いので少々息切れがしますが。
(あっ、そうは言っても、登山の世界の話ですので、ハイキングではありませんので、ブログに書いてあったからって安易に入山しないでくださいね)
2002年8月19日奥穂高岳登頂の朝は、前日からの雨が降り止まず、台風の影響もうけているので激しい雨と強風で前方がよく見えない状況でした。
こんな状況では、奥穂の頂上はもっともっと凄いわけですから、私たちには危険が伴い無理と判断。停滞しました。気がつけばかなりの方々が同じ様に停滞されてましたが、こんな中でも、ツアーの皆さんは出発なさるんですねー。
このとき思ったのです。
ツアーに参加するからこそ、コースに見合った技術・体力・精神力が要求されるのだと。
つい、皆で登るから怖くないと安易に参加し、実際はコースもよく解っていなかったり、連れて行ってもらうといった依存型に陥りやすいですものね。
長い1日でした。ガラス戸越しに小屋の外を窺がい、少し風が弱まれば外に出てアーやっぱり駄目だと、雨が静かになれば同じ様にまた外へ出て、同じ様にアーやっぱり駄目だと中にはいるってことを繰り返すのです。あの人もこの方もね。
昼も過ぎれば、もう行動を起こすには時間が足りないので、みんなあきらめそれぞれの時間を過ごすことになるのです。
私たちはといえば、これからの日程、コースの確認をしていました。
昨日、涸沢岳に登っておいてよかったね。って、何回も話しがでましたねー。
翌朝8月20日は、チョー快晴。5時15分穂高岳山荘スタート。
すっごく寒かったです。風が強くて、風下に顔を向けてやっと呼吸をするようでした。
6時20分山頂に着きました。
寒さで口が強張り、頷きあって、喜びを表現しあったことでした。
写真は、頂上から北穂高岳(3106m)・槍ヶ岳(3180m)を望んでいます。
槍の穂先がすっくと天を指し、ほんとに嬉しい展望でした。
リンク 北アルプスの山小屋が紹介されています北アルプス山小屋校友会
こちらこそありがとうございました。
前穂の北尾根、恐竜の背びれのように姿かたちが素敵で、しかも雪がついて・・・。前穂へ着いた時はとっても気持ち良かったでしょうね。
「奥穂高山荘ハシゴの手前に血のあとがあった」という話、聞いたことが有ります。数年前すが。あのあたりホッとして集中が途切れやすいのでしょうか。
また、そちらへ訪問させてくださいね。
飛んでいって、帰りも直ぐ帰れますから。
やはり、いい山は良いですね。低山をのんびり歩くことも好きですが、3000m級の山も大好きです。展望もお花も違ってきますから。
/hikari_pink/}若葉様
再びのコメントありがとうございます。
風が強くなければ雲が残って、このような展望は得られなかったのですから、ラッキーだったのですね。寒さなんぞ我慢せいといったところでしょう。
さる様
「山の空気感」「心の中でリフッレシュ」この二つの言葉が嬉しいです。なぜ?って、さるさんが体と心でこの写真を感じて下さったことがよく解るから。山には日常性と離れた空気感が確かにありますよね。
もうやん様
深い洞察によるおほめの言葉をありがとうございます。あの時hanasakuokaが何を感じていたのかと言えば、何も考えていなかった・考えられなかった。のが本音です。。奥穂高の頂上は人一人がやっと立てるほどの狭い岩で、そのすぐ下もここにみえるとおりの岩岩です。足場を確保し強風に抗いながらでしたから、どこか恐怖心もありまして「槍だー」で槍を見つけたら夢中でシャッターを押していたのです。スイマセン。<(_ _)>
koji様
富士山が見えると嬉しいように、槍ヶ岳は北アルプスの中にあって特異的な形をしているので視認しやすく好かれる山です。天を指す姿が荘厳ですね。
やはり、槍の姿は綺麗ですね。荘厳なほど。
見ているだけで、幸せです。
若葉さんも
>やっぱりいい写真は、その裏に大変な過酷な状況があるんですよね。
と書いていらっしゃいますが、この景色を生で目にすることが出来るのは、そこまで一歩一歩地道に足を運んだ人間へのご褒美なんでしょうね。
そう考えるとこの写真はとても重みを感じるもうやんです。
写真が好きで薄っぺらな写真ばかり撮っているもうやんには、バサッと真正面から一刀両断にされた感じです。(笑)
本当に崇高なものを感じますが、このときhanasakuoka987さんは何を感じてらっしゃるのか、お尋ねしたいですね。
すばらしい写真をありがとうございました。
キレイな空気吸いたい~…と、旅に出たい願望がUPしていたので
写真でふと山の空気感を思い出し、心の中でリフレッシュしちゃいました
ゆっくり眠れそうです ありがとうございました。
状況があるんですよね。
いい!!本当にいい!!
さっそくありがとうございます。
私のコメントのぞいてみて下さい。
この時は強風と寒さに抗い、震える手でシャッターをおしました。そんなわけで雰囲気だけお伝えできればと・・・。
上記のこと了解です。
朝から心洗われるような写真ありがとうございます。いいですね。山!!奥穂高か~。すばらしい!!
昨年も夏に上高地に出かけました。駅にたくさんの山のポスターが。うっとり眺めていました。登山の思い出ブログでたくさん書いて下さいね。楽しみにしています。
hanasakuokaさん。プロフィ非公開なのですが、ちらっと私のブログにでもお住まいの都道府県でも書いて下さいますか?