小持山⇒大持山へ進む直ぐの場所から望んだ武甲山南面です。
すっきりとした山容に豊かな森林が、好いな~と思いました。
ちなみに、石灰岩質の北面は明治の頃からセメントの原料として採石が進み痛々しい姿ですが・・
(寒風吹きすさぶ丸山の展望台から撮影)
金昌寺から西武秩父駅に向かうバスの中から見た武甲山はとても誇らしげに見えました。
お役に立てていることを喜んでいるような(⌒∇⌒)
すっきりとした山容に豊かな森林が、好いな~と思いました。
ちなみに、石灰岩質の北面は明治の頃からセメントの原料として採石が進み痛々しい姿ですが・・
(寒風吹きすさぶ丸山の展望台から撮影)
金昌寺から西武秩父駅に向かうバスの中から見た武甲山はとても誇らしげに見えました。
お役に立てていることを喜んでいるような(⌒∇⌒)
今回も、残念ながら会山行を不参加にして、単独、マイペースで行ってきました。
武甲山は20年ほど前に2度ほど登って以来。
小持山、大持山は、初めてのお山です。
当時は、「一時間くらいだから歩こ~」って言う、
年上の友人の一言に乗じて、横瀬駅⇔登山口まで往復ともに歩きました。
ダンプカーが白い砂埃を上げて走る炎天下の道は大変で、実際は2時間近くかかり、
山中で足りなくなってはと水分補給も控えめにしたので、登山口に着くころはヘロヘロに。
それでも武甲山の林の中の道は、涼しくて元気復活でした。
そうして、ほぼ20年後の今回は、往復タクシーでしたが、世はマイカー登山の時代。
行きにくかったお山への道は整備され、
広い駐車場を備え、周回コースもとれるのですから、便利になりましたね。
山行日:2017年5月30日(火)
行き先:武甲山1304m、シラジクボ1088m、小持山1273m、大持山1294.1m、
コース:西武秩父線横瀬駅(タクシー)御嶽神社一の鳥居 ※秩父丸通タクシー株式会社
スタート:7:25・・不動滝・・大杉(8:47~9:14)・・武甲山(9:49~10:16)
・・シラジクボ(10:41)・・小持山(11:41~52)・・雨乞岩・・大持山(12:50~53)
・・(昼食)・・大持山・妻坂峠・鳥首峠分岐(13:21)・・妻坂峠(14:10)・・一の鳥居(14:44)
(タクシー)西武秩父線横瀬駅
全行動時間:7時間19分。
ルート断面図
登山メモ
1.一の鳥居・・武甲山
清々しい森の朝です。
今回の起点/終点となる御嶽神社の一の鳥居が見えてきました。
タクシーに乗車したまま、ゆっくりと鳥居をくぐると、そこは広い駐車場。
平日の今日は、まだまだ停められそうです。
自宅最寄り駅を始発スタートで睡眠不足。これが歩きにどう出るか気になります。
駐車場の先の登山道入り口にある登山届用のポストに投函し、ゆっくりな歩き出し。
登りもゆっくり、(*´∇`*)。下りは普通かな?
周回して、15時までに一の鳥居ゴールの予定です。
少し歩いたところにカフェです (*´∇`*)
営業日は土日祝日ということで、今日はお休みですね。
詳細はこちらで:武甲山の麓にあるカフェ LOGMOG cafe & shop
生川集落を抜け・・沢沿いの道を進みますと、沢にマス釣り場? 生けす? です!
そう言えば、20年ほど前に初めて武甲山にお邪魔をしたときにも、
この辺りの沢に、今回よりも立派な釣り場?の在ったことを思い出しマシタ。
懐かしくなりましたが、ほかには山頂の一部にわずかに記憶を留めるだけで、
殆んど思い起こせません。自身の記憶力低下に加えて、
もしや、石灰岩採掘という武甲山特有の事情によって、
登山道自体も消失したり新しい道に置き換わったりしているのかな~‥と、思ってみたりしました。
表参道には、丁目石が置かれているので、励みになりますね。
此処は八丁目。駐車場が壹丁目でしたが、最後は何丁目かな(^▽^)/
そうして、わずかで・・、
シラジクボ・持山寺跡への道を左に分け、
さらに数分・・。林道はここまで。こちらの階段から登山道。
上の標識拡大。
階段を上り・・
この橋を渡ると・・
不動の滝。
頂上の御嶽神社の境内にあるトイレの流し水が足りないので、
「ペットボトルで水を運んでください」のお願い標識が在りました。
ザックに入らず、重すぎて。。。。 <(_ _)>
木橋を渡って、
此処は20丁目。
林の中を登ってゆきます。
折れてしまったんですねぇ。
↑上の木の根元には、小さなお地蔵様がおわします。(-∧-)合掌・・・
そうして大杉の広場。ここで一本立てました。
広くて平らで、休憩したくなるようなところです。
大杉。ほぼ、全体像(;´・ω・)。 囲ってあるのは、「ここまできたね」の標柱です。
広場の道標
ここは、四十一丁目。
ジグザグと高度を上げてゆきます。
ゴロゴロ石の道。
右上に境内が見えてきました。
そうして、五十一丁目。山頂が五十二丁目ということですが・・
道案内
境内の可愛い花
御嶽神社
御嶽神社の脇を登ると武甲山頂です。
ガスっていて、展望はほとんど開けませんでした。
五十二丁目の丁目石はキョロ(・_・。)(。・_・)キョロ。
狭い山頂に8人の登山者で込み合っていましたから、見落としたかもしれません。
昔、山頂へは境内の右側から金属製の階段を最後に登った記憶がありましたので
探してみましたら、その場所らしきところに、新しい階段はあるものの、
様子が変わっていて直ぐに行き詰まってしまいました。
近くに山頂方向へ、岩ごろごろの道が延びていたので、そこを進むとすぐに、
神社の後ろを登ってくる道と一緒になりました。
20年を経て、山頂は狭くなり、直ぐ足元まで砕石地が広がってきていることに愕然としましたが、
武甲山の良質な石灰岩が、日本の経済を支えているということですから、いたし方のないことですね。
2.武甲山・・小持山
山頂から、まっすぐ肩の十字路へもどり、一の鳥居・生川からの道を左に分けて・・
悪路レベルではないけれど、滑りやすい急坂を注意深く、どんどん下って
素敵な道に出ると・・(防火帯でしょうか)
10分ほどで、シラジクボ分岐。左から生川からの道を合わせます
標識拡大
また素敵な道。ずっと続くといいなとウキウキ歩き出しましたが、
この道は、長くは続かず、直ぐに急坂を幾つも登ることになりました。
思い起こせば、今回の山行で一番きついと感じたところです。
やがて、細い岩尾根がドーンと現れました。
右側にまき道が見えましたが、細そうで頼りなく見えたので、岩登りを選択。
手の届きにくいところが一ヶ所ありましたが、何とかセーフ。
登り切ったところは小持山ピークではなく、
右に武士平への道を分け、左へ数分で小持山の山頂に着きました。
お昼にしましょの予定でしたが、山頂は細長く狭く、端によると落ちてしまいそうで、
そのうえ蠅がぶんぶんまとわりつくので、水分補給だけで逃げだしました。
3.小持山・・大持山
小持山を少し下ると、木々の上に武甲山を望むことができました。
南面の美しい姿です。
(冒頭、一枚目の写真です。)
さらに進むと左下に細い道が見えました。右側は大きな岩、左側は切れているトラバース道です。
その路を嫌って、右上に黄色い矢印を見つけ、こちらに登ると・・
その先にも、おなじ矢印が在りまして、(´▽`) ホッ
子持山~大持山の間は、アップダウンが少なく気楽に歩ける道かと勝手に想像していましたが
実のところは、露岩の多い痩せた稜線で、小さなアップダウンもあって、油断は禁物でした。
雨乞岩
子持山から30分くらいの所でした。稜線が左に曲がる右側に、突然ポンと現れました。
手前の登りやすい岩を数歩登って岩の上。
絶景ではありますが、絶壁で心落ち着かず直ぐにお暇しました。
写真に写る左側の木を跨ぎ、1分で、再び稜線の道に合流。
岩の間を通り抜けるのですが・・
小柄なワタクシはザックが引っ掛かり、これって本当にダメかもって心臓ズキンとしましたが
ギシギシ動かすなどして抜け出ることができました。
ここ↑が、大持山との鞍部だったのか、ここから10分ほどの急登で大持山に立ちました。
大持山山頂
山頂標識
広くて休憩するには良いところですが、暑いので涼しいところを求めてそのまま進むことにしました。
4.大持山・・妻坂峠・・一の鳥居
大持山から、きれいな林の中を下ります。
爽やかな風が尾根を横切り谷から谷へと吹いて、涼しく気持ちが良かったです。
富士見? 展望開けないけれど、何処から富士山見えるのかな?
武甲山からほぼ休まずに、ここまで来ましたから、昼食がてら一休みしました。
そうして、きれいな林の中を下ってきたら、眺めの良いところに出ました。
ここが、妻坂峠分岐です。
妻坂峠分岐の標識 2つ
ウノタワ、鳥首峠への道を右に分けて、
妻坂峠を目指し、ほぼ1時間弱、下ってゆきます。
やはり、防火帯の切られた樹林の中の道で、
名前のないピークを2つ(?)越えたあたりから急な下りとなり滑りやすいところもありました。
そうして、妻坂峠が見えてきました。
峠にはお地蔵様もおわします。
妻坂峠。ここは、峠の十字路。
一の鳥居への道は、ここから。
妻坂沢を底へ底へと、ジグザグぐいぐい下ってゆきます。
14:31 約20分で林道に出ました。
此処から先は、階段が崩壊していたり、がけが崩れていたりの悪路でびっくり!
でも大丈夫。先人がしっかり踏んでくださっています。
14:41 ここに出ました。まっすぐ1分進んで・・
14:42 左の小道へ入ります。緩やかに下って・・
14:43 舗装された道に出ました。横切って・・
14:44 今朝、タクシーで通った一の鳥居は、目の前です。
山を周回して、タクシーさんとの待ち合わせは15:00。「ぴったりですね」と運転手さん。
お待たせすることなく到着出来て、本当に良かったです。
この時間、駐車場は、賑わっていました。
小持山~大持山~一の鳥居の周回コースでお会いしたのは男性3人で、そのうち周回コースの方はお二人でしたから
大多数の方々が武甲山の往復のようで。人気のお山なのですね。
また、長いブログになってしまいましたが、此処でお終いです。
ご訪問、ありがとうございました。
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