雨ばかり！！ 裏銀座～黒部五郎岳

雨ばかりでした。
七倉の登山補導所に登山届けを提出。

担当のおじさんが、ゴージャスと言ったかどうか、記憶は定かではないけれど、
とにかく呆れるくらいのゆっくり、たっぷりの日程（2001年8月6日～11日）でした。

北アルプス屈指の縦走路、裏銀座コースから黒部五郎岳～折立の憧れのコースですもの。
写真をバカバカ撮りたいと思っていたのです。

ああ、それなのにそれなのに晴れたのは殆ど1日だけ。
展望がよいほど山の記憶は鮮明。

覚えているのは、烏帽子小屋のおじさんの優しさ

ブナ立尾根のあの有名な急登で、消耗し、日本茶が無性に飲みたくてお願いしたら、
内緒でヤカン一杯５００円で飲ませてくれました。

ホントは売っていないのに、チョット待ってなって　言って、
ヤカンと湯飲み茶碗を２個持って・・・

隠れた場所に案内してくれて・・・。
体のどこに入ちゃったのか、殆ど私一人で、がぶがぶ飲んで、生き返りました。　

　　　



ようやく晴れた入山３日目。野口五郎岳に早朝５時４０分着。
これから目指す山並みが連なって見えています。
奥の山並みの、右に高い山は鷲羽岳かと。
今日の予定は、あの鷲羽岳を越えて下ったところにある三俣山荘まで。




左手前から続く稜線の先、中央の高い山の上、ここに、これから目指す水晶小屋と
物資を運んできたらしいヘリコプターが見えています。

スミマセン。　フォントサイズが、小さく戻らなくなってしまいました。　

覚えていることは、三俣山荘の食事がおいしかったこと。
下界のレストランと変わらないほど。
ケーキとコーヒーセットが嬉しかった。



　どうしよう小さくならない。
字が小さくならない。困った。
えっ、戻ってる。すいません。ヤッパリ駄目。
上の２枚目の写真で、水晶小屋から右に伸びる稜線を、５０分。
水晶岳の頂上から水晶小屋方向です。　１０時５０分着
槍ヶ岳の穂（右に見える高い山の頂上）に、雲が掛かり始めていました。

そうなんです。山中５日半で、晴れたのはこの１日だけ。

あんなに期待していた黒部五郎岳は、どしゃ降りに。
全くの展望なし。
ひたすら、太郎平小屋を目指し長大な尾根を、８時間２０分歩いたことでした。

ああ、黒部五郎岳、もう一度登りたい。
お花が、展望が素晴らしい山なんです。

（FONTやっとわかってきました。読みづらいところお許しくださいませ）