絵葉書に勝るも劣らない、自然の彩り美しく
何度も足が止まってしまいました。
何度も足が止まってしまいました。
2017 紅葉の涸沢カール 1
第2日(2017年10月11日火曜日)
徳沢ロッジ・・横尾・・涸沢小屋・・涸沢ヒュッテ・・横尾・・明神館
本日の宿は、決まっていませんでした。
希望は、涸沢小屋さんか涸沢ヒュッテさんですが、
いづれのお宿も満員で、自宅出発前にネット予約できなかったのです。
行きあたりばったりで泊めてもらいましょうの少々不安な腹積もり。
結果は、明神館さんにお泊りでした(川;*^▽^)ア、ア~ハハハ・・・
と申しますのは・・
山行日:2017年10月11日(火) →
行き先:涸沢カール (涸沢小屋2350m・涸沢ヒュッテ2309m)
行 程:徳沢ロッジ・・横尾・・本谷橋・・涸沢小屋・・涸沢ヒュッテ・・本谷橋・・横尾・・徳沢・・明神館(泊)
休憩などを含む全行動時間:11時間18分
単独・小屋泊り
(1)徳沢ロッジから横尾山荘まで
ヘッドランプを点けて、静かに1階ホールに移動しました。
洗面などを手早く済ませ、外に出てみるも未だ明け初めず、夜行性の熊さんにバッタリなんて考えたくもないし
・・・・・・( ・.・) どうしようかなあ
ということで、朝食をとることにしました。
横尾で食べる予定でしたが、此処で済ませていきます。
クロワッサンに、オイル漬けしたイワシと、プチトマトとチーズを挟んで( ^0^)_D イタダキマース
あとは、巨峰に、熱いコーヒーで。
5:37 スタートしました。
5:40 お隣の草原のキャンプ場を通り抜け・・とっても気持ちの良い朝です。
と、お猿の親1頭と子が2匹、キャンプ場に入ってくるではありませんか。テントの直ぐ近くまで。
どうやら、キャンパーの朝食にあずかろうとしているのか、テントに近づいたり離れたり・・していました。
熊ではなくて好かったです。
5:45 徳澤園の手前で奥上高地自然探勝路(上高地バスターミナルから横尾山荘に至る道)に合流しました。
5:55 パノラマコースに至る新村橋を左に分け・・
木々の間からから旭に輝く峰々、素敵です。右の木の陰の方は前穂の北尾根かな~
6:40 ここは、横尾のテント場。もうスタートされているのでしょうか、とても静かです。
そうして、6:41 横尾山荘に到着。徳沢ロッジから1時間4分でした。
あまりに静かで拍子抜け。のんびりな自分に活をいれました。
(2)横尾・・本谷橋・・涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐・・涸沢小屋・・涸沢ヒュッテ・・分岐
首に下げていた灯かりをしまい、衣類を調節し、水を補給等済ませ、6:59 横尾大橋渡る。
槍沢の流れと横尾谷の流れの合流地点はほんの少し下流(左)。横尾大橋は、槍沢にかかる橋。
合流点はどこかしら。そうして梓川となる。
左に屏風岩を回り込むように横尾谷を進む、道は平坦で歩きよい。
7:28 そうして、岩小屋跡を通り過ぎ
7:30 平坦な道から、山登りの始まりです。
左に屏風岩の大きいこと
気が付けば横尾谷の先に北穂高岳(3108m)が、見えました。
時を忘れて眺めていたい屏風岩は遠くなり・・。そろそろ本谷橋かしら。
8:25 本谷橋(ホンタニバシ)。大勢の方々が休憩しています。
わっ、吊橋撤去中!! もう、冬支度!? 毎年、雪崩で壊されるのでこの時期に撤去しているよう。
仮橋は健在。登山者のために今は撤去せずも、同じように破壊されてしまうので春にまた掛けるらしいです。
私も仮橋を渡って、こちら側に来ました。
振り返って1枚。
8:32 本谷橋あとにして、ここからは岩石の急な道をグイッグイッと太もも持ち上げ、
屏風岩の裾野を巻くように涸沢の懐にに入って行きます。
そうして再び緩やかな道となった、この辺りから、紅葉の美しいこと。
木々の間から前穂高岳が顔を出し、気分はワクo(´∇`*o)(o*´∇`)oワク
9:35 ここは、明るい整備されたガレバ。どんどん涸沢カールに入って行きます。
Sガレに到着。奥穂高岳、涸沢岳も見えてきました。
10:37 ここは、涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐。
(3)涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐・・涸沢小屋・・涸沢ヒュッテ・・横尾・・明神館
分岐から、右に入って涸沢小屋(2350m)に向かいました。
休憩テラスから涸沢カールを見渡すことが好きなのです(⌒∇⌒)
( ´Д`)=3 フゥ 10分も歩いていないのに息苦しくて足が止まり・・ちょっと右側を見たら、東天井岳が見えました。
ふぅ~苦しい。
11:06 涸沢小屋に到着。
ぐるっとテラスに回って、先ずは奥穂高岳!
左回りに前穂高岳。
屏風ノ頭。常念岳?
テントの花は僅かでした。紅葉最適期には遅く、明日は雨予報ですものね。
下山します。
一転にわかにかき曇りほどではありませんが、
こうしている間にも雲の動きが速くなり、カールにふたをするような時もあり
明らかに先ほどとは様子が変わってきています。
(下山しようかな?)(どうしようかな?)
昼食を済ませ、それでもアイスクリームをいただき、諸々準備整い、まだ、12時前。
取りあえず、横尾まで下山することにしました。
まずは、涸沢ヒュッテ回りで、先ほどの分岐点まで周回します。
11:54 涸沢小屋を出発しました。
野営場受付を右側に見て
ここは、奥穂高岳への分岐点。自分が奥穂へ登った時は涸沢小屋の脇からでした。
地図で見ると、二つの道は途中で合流しますね。
先ほどまでいた涸沢小屋が小さくなりました。
これから、涸沢ヒュッテまでは、少し登りです。
12:08 涸沢ヒュッテに到着。
涸沢小屋からくると受付よりも先に、此処に着きます。涸沢ヒュッテは広いので。
涸沢ヒュッテ(受付)
12:13 涸沢ヒュッテでは水休憩のみで、下山をはじめました。
あそこが、涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐点
12:18 涸沢小屋、涸沢ヒュッテの分岐点。到着。そのまま下山へ。
13:05 整備されたガレバを通過
13:48 横尾谷本谷橋
仮橋通過。
吊橋用の金属のロープ?が、きちんと、くるくるとまとめられていました。
14:24 岩小屋跡
14:42 横尾大橋通過
14:44 横尾到着。しばし休憩。
さて、何処に泊めて いただこうかしら( ̄へ ̄|||) ウーム
明日の予定を考えると、もう少し先へ進みたい。
昨夜、泊めていただいた徳沢ロッジさんに申し込むも満員でダメと断られる。
では、その先の明神館さんでは・・・OKでした。
ああ、良かった。
バスターミナル近くのホテルまで行くと18時になっちゃいますから。
それでは、明神館まで、あと2時間頑張ります
15:57 徳澤園を左に分けて・・
今朝、通らせていただいた草原のテント場を左に分けて
16:09 徳沢ロッジを通過。
窓の灯りが暖かそう。一人行く私は暗くならないうちにと必至。せめて熊に遭いませんように。
16:50 徳本峠への道を左に分けて・・
ここまで来れば明神館さんまでもうすぐです。
見慣れた明神第5峰に懐かし気分(⌒∇⌒)
16:55 明神館さんに着きました。ヤレヤレ<(´ロ`')o ε- (´ー`*) フッ
最後までご覧をいただき有難うございました。
本当に長いブログになってしまい、
ここまでたどり着くことは容易ではなかったことと恐縮しています。
自分でも、短いブログに、頻回更新のほうが、
読みやすく作りやすいと思ってはいますのに
長くなってしまうのです。。分かっているのですが。スミマセン。
最終回は、明神館~嘉門次小屋~河童橋で合流~上高地バスターミナルまでの記録です。
終始雨でしたが、、幽玄な写真も撮ることが出来ました。
今度こそ、短く仕上げます。
有難うございました。
本当に長いブログになってしまい、
ここまでたどり着くことは容易ではなかったことと恐縮しています。
自分でも、短いブログに、頻回更新のほうが、
読みやすく作りやすいと思ってはいますのに
長くなってしまうのです。。分かっているのですが。スミマセン。
最終回は、明神館~嘉門次小屋~河童橋で合流~上高地バスターミナルまでの記録です。
終始雨でしたが、、幽玄な写真も撮ることが出来ました。
今度こそ、短く仕上げます。
有難うございました。
感覚で拝見しています。
長いとおっしゃいますが、実際に長い行程を正確に記録するので
こうなるのは当然です、私でも同じようになると思いますよ。
いつか行ってみたいと思いますが、何分にもアルプス系は未経験、
もうこの年齢になっては上高地の入り口周辺で遊ぶ位でしょうか・・・
そろそろどこかへ歩きに行こうかなと思っている毎日です。
この頃、自分は赤ちゃんみたいだなと思うのですよ。
お腹がいっぱいになると、いつの間にか居眠りしていますし、
家事をすることはルーチンワークとして、それ以外の外出、庭の草取り等諸々のことは、
一日一仕事しかできなくなりました。
また、ちゃちゃとブログを更新していたことが嘘みたいです。
で、お話しをしたいことは、そのような自分が、
涸沢カールに行っているのですから、普通に体力があれば
大丈夫ですよとお伝えをしいのです。
自分は、本番前には幾つかの山を登って体を慣らすようにしています。
もしも、下りに膝が痛いなどある場合には、それなりのケアをしてゆくことが必要です。
サポーターをするとか、スパッツを履く等。
道に関しては、もう本当に有名な人気の場所ですから
標識はしっかりしていますし、よく整備され、道に迷うことはないと思います。
危険なところもありません。
ここ数年来、心掛けているのは、第1日は、山麓で前泊し、
翌日は朝から登るようにしています。
若いころは夜行バスで行って、そのまま登りましたが
現在はそれは避け、若き頃よりも一泊多くなりました。
本当に、良い所なので、是非、お出掛けしてみてはいかがでしょうか。
こんなこと分かっているよなことを書いてしまっていたら
お許しください。
是非、お勧めしたくて書いちゃいましたので(笑)
明神池から奥の風景がとても気になっていました。
登山はできない私にとって、こちらで拝見させていただく山の様子はとても楽しいです。
宿泊も決まらず出発する大胆さにびっくりしましたが、泊まれてほっとしました。
最終回も楽しみにしています。
絵葉書シリーズの時は長くても読みますよ。
今回みたいに泊りを決めずに行く旅も
やはり見ています。
コメントを有難うございます。
一般的に、明神館から先は登山者のエリアと言われています。
それは、道が悪路だとか、危険なところがあるとかいうことではなく
蝶ヶ岳、槍ヶ岳、穂高岳などの名山の登山口があるからなのです。
時々、梓川に近づきながら最終の場所である横尾までの
ごくごく軽いアップダウンを繰り返して、明神館から2時間10分(片道)です。
登山でなくともウォーキングが楽しめますね。
途中の徳沢ロッジ、徳澤園、横尾山荘では
軽食、お土産などがあります。
夏山シーズンの頃は、行き交う人で猛烈賑やかですよ。
山小屋の宿泊は満員で、予約をしていなくても、
もうこれ以上歩くのは危険と思える状態であるときは
泊めてくださるのです。
反対に、まだ元気で、明るいうちにこの先の宿まで行けると思えるときは泊めてくれません。
今回はカールでも横尾でも下山をしてきたときには空いていたのですが、
もう少し先の宿に泊まりたかったので
徳沢ロッジさんに電話をしましたところ、
しばらくご相談されていまして、
・満員であること、
・現在15時。17時までに先の明神館に着ける
ので、明神館では泊まれますよとのことでした。
事なきを得てよかったです。
さすがに自宅スタートからその日の宿が決まっていない状態でしたら、
このブログは生まれなかったかもしれませんでした(*´∇`*)。
何度もあるいた穂高連邦、見させて頂いてるうちに涙がこぼれました。できることなら「もういちどいってみたい」でも行っておいてよかった。思い出がよみがえってきます。
またお会いして話が聞きたいです。
私は相変わらず野草をおっかけています。
今はスミレの最盛期で飛び回っています
そんじょそこらのものではありませんものね。
今年は、横尾までいらっしゃるとのこと、
思い出の紐はするするとほどけて、
今そこにあるようなお気持ちになられるのではないかしら。
そう思ったら、私までもウルウルしてまいりました。
おみやさんは、お花を追いかけて。
私は近場のお山をウロウロ。
しかし、季節が変わりましたから、
遠く、高いお山に登りたくなりました(^^♪
また、お話しを致しましょうね。
涸沢カールの最終回ブログを少しづつ進めておりますが
やはり写真が多くなります模様。
それでも、「絵葉書シリーズの時は長くても読みますよ。」と、仰っていただきまして心安らいでおります。
(さあ、頑張らなくては)
釣友高崎さんのところからやって来ました。
中学生の時燕岳に集団で登って以来、登山には縁が無かったのですが偶然にも同じ時に涸沢カールを目ざしました。
ひょっとしたら何処かですれ違っていたかミアミスしていたかもしれませんね。
この夏はなんとか黒部源流まで行ってみたいとプランを練っていますが、
hanasakuokaさんの北アルプスの登山レポを参考にさせて頂きたいと思います。
>何処かですれ違っていたかミアミスしていたかもしれませんね。
まあ、そうでしたか(@_@)
御存じなのは、神様ばかりでしょうか。
想像してみると、めっちゃ楽しくなりました。
黒部源流にいらっしゃるのですね。
良い所でしたよ、是非ともお天気に恵まれますように。
コメントを残していただきまして、ありがとうございました(o^―^o)。