こんにちは、半次郎です。
昨日の全日空のシステム障害は、かなり大きな事故や事件に繋がりかねない、由々しき障害でしたね。
あんなに乗客が溢れかえって・・・、あの時に自爆テロで狙われたりしたら、相当な被害が出てしまいます。
ベルギーの自爆テロがあっただけに、そう思ってしまいます。
全日空のシステム障害の発生から被害が拡大するまでの時系列はこうです。
午前3時44分に搭乗手続きなどを行う4台のシステム・サーバーの内、1台に不具合が発生。
その後、残りの3台のサーバーについても午前8時15~22分に不具合が発生したとのこと。
最初の1台の障害から5時間足らずで全台に波及した訳です。
不具合の詳細については発表がないので分かりませんが、サーバー4台で情報を共有する仕組みだったようで、そこに障害が発生したようです。
4台のサーバーと言うのが、1台はメインだとして残りの3台がバックアップサーバーだとしたら、バックアップの意味を為していない訳で・・・。
問題は大きくなりますね。
被害の規模はと言うと・・・、昨日午後9時現在の状況で、国内線146便が欠航、391便が遅延し、計約7万1900人に影響が出たとのことです。
午前11時半にはシステムが復旧したようですが、空港受付業務の混乱は、午前8時から午後8時過ぎまで12時間以上も続いたようですから、希に見る大きなシステム障害となりました。
みずほ銀行のシステム障害に匹敵するのではないでしょうか?
いや、あちらの方は何日も続いたからもっと大きいか・・・。
それにしても半次郎、同じコンピュータ技術者として身が縮む思いです。
担当者はさぞかし眠れない夜を過ごしたことでしょう。
原因が分からないので、何とも言えませんが、シミュレーションテストが足りなかったのではないでしょうか?
航空機事故と同じ様に、事故調査委員会を組織し、外部の専門家に判断して貰った方が良いとは思いますが、何分、システムの中身はトップシークレットであるだけに、そう言う訳にもいきません。
それだけに真相解明が出来るか、またその原因を具体的にコンピュータ業界に連携出来るか・・・がカギです。
不用意に中身を公開したのでは、ハッカーに不正操作されてしまいますからね。
・・・とここまで書いて、ある疑惑が湧いてきました。
昨日のベルギーの自爆テロもそうですが、裏にISが絡んでいないでしょうね?
ハッカーやウィルスを侵入させ、日本の航空機を麻痺させたら・・・。
いや~、東京オリンピックが心配です。
システム開発に携わった担当者には申し訳ありませんが、今回の障害が担当者の凡ミスであってくれたらかなり気が楽になります。
さてと・・・、うちの職場のシステムは大丈夫かいな・・・?
って・・・、朝一で確認しましたよ~!
怖い、怖い。
From 半次郎
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