こんにちは、半次郎です。
今日も爽やかな秋空が広がっています。
気持ちいいですね。
こんな日は、公園でお弁当でも食べたいですね。
ささやかなピクニック気分が味わえますから。
でも、公園でお弁当を食べるのは、ちょっと気が引けます。
コンビニ弁当なら平気なのですが、家内の拵えてくれた弁当ですからね。
人気のない公園なら気になりませんが、かなりたくさんの人がいるので、少々、気恥ずかしくなります。
やはり室内で 食べることにします。
母ちゃん、ごめんね。
さて、読売中高生新聞にこんな記事(エッセイ)が載っていました。
『こんにちは、園田涼です。』で始まって、そのあと宣伝が書かれていましたので、その部分を省略させて頂きました。(園田さん、ゴメンナサイ)
以下、引用です。
『連載が始まってからというもの、色々なお便りをいただいています。ありがとうございます。
進路に悩む高校生からのお手紙(全てにお答えするのは難しいけど、近々ここで書きます)。離婚調停中の方からの息が詰まるようなお手紙(心中お察しします)。「お前は馬鹿か? 東大など世界で見れば井の中の蛙かわずだ!」という刺激的なお手紙(ハーバード出身の方なのかな?)。世界には、というか、日本だけでも色々な考え方の人が色々な人生を生きているんだなぁと、今さらながら思います。
今回は、自分への戒めも含めて、年上の方=人生の先輩方に思うことを書いてみます。』
(中略)
『僕は「年をとったらこうなりたい」という夢とともに、「年をとってもこうはなりたくない」という夢(?)があります。一つはいま書いた「最近の若い者は」系(=「ワシの若い時はなぁ」系)。もうこれを言っただけで、顔のシワが増えてしまいそうな気がしませんか? そしてもう一つは「俺の考えは全て正しい」系。
このあたりについて、思うところを書いてみましょう。
僕はいま28歳。まだ若いといえば若いんだろうけど、中高生とは10年以上の年の差があります。
もし、これを読んでいるあなたが僕と同世代だったら質問したいのだけど、いまの中高生が、どんな音楽を聴いているか知っていますか? 僕は正直言って、想像はつくけれど、実際のところがどうなのかまでは、よくわからない。
でも、とても興味があります。もちろん自分の仕事に関係してるから、というのもあるのだけど、そういうところから、いまの中高生がどんな歌詞に共感しているとか、ひいてはどんな考え方を持っているか、わかるかもしれない。』
(中略)
『本当に尊敬できる年上の方に共通しているのが「年齢とか職業とかに関係なく、きちんと人の話を聞く」ということ。なかなか難しいけれど、僕もそうありたいと常々思っています。話をじっくり聞いた結果、「あ、この人とは合わないわ」と思ったらもう会わなければいいだけの話です。
中国の古詩にもこうあります。「『サヨナラ』ダケガ人生ダ」(井伏鱒二・訳)。僕の好きなロックバンドもこう歌っています。”You Only Live Once(人生一度きり)”。ずぶとく、しなやかに生きていきたいものです。ではまた次回。』
引用はここまで。
そう言えば自分も、いつの間にか大人になり、オヤジと呼ばれる世代になりました。
もうそろそろ、年寄りの部類に入らんとしています。
僕は、人の話はちゃんと聞く方だと思っていますが、周りの人からはどう思われているか分かりません。
もしかして、若いからあるいは老人だからという理由だけで、その人の話に耳を傾けないというように見えているかも知れません。
何も年齢だけでなく、他にも、職業や役職、見た目の風貌などで先入観を持ってしまい、その人の声に耳を貸さないとしたら、園田涼さんの言うところの“尊敬できる年上の人”に該当しない人間になってしまいます。
半次郎、それだけはしないことを信条として生きてきましたが、ちょっぴり不安です。
どなたか、半次郎が『理想のお年寄り』に近いところにいるのかどうか、教えてくれませんか。
理想を追い続ける半次郎でした。
From 半次郎