半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

鈍感力!?

2007年03月01日 21時38分30秒 | よもやま話
こんばんは、半次郎です。

もう3月ですよ。
早いですねェ。
あぁ、嫌だ、嫌だ!
一年中同じことを言っていなくちゃならないなんて、つくづく齢をとるのはイヤだねェ。

さて、昨日の“徹子の部屋”で、ゲストの渡辺淳一氏が、人間には『鈍感力』なるものが存在し、これが高い方が成功に近いというような意味のことを言っていました。

その通りだと思いますねェ。

ちょっと叱られたり、失敗しただけで、ものすごく落ち込んだり、大したことでもないのに直ぐに“キレる”、昔のトイレの電球みたいな人間が増えてきましたが、これは『鈍感力』が低いということなのでしょう。

育った環境が、ゆったりとしていなかったものだと察します。

特に、母親が細かいことにウルサくなく、大きな海のような存在でないと、この『鈍感力』は養われないようです。

そういえば、渡辺淳一氏の作品に出て来る女性は、“ちゃきちゃきのやり手”というのはいないように思います。
因みに、小説の中の女性が綺麗に映るのは、渡辺淳一と立原正秋の作品だと思います。
…と言っても20年以上前にそう感じたに過ぎませんが。

さて、話を『鈍感力』に戻しますが・・・。
氏の話によると、フラれた相手であっても臆せず何度もプロポーズするのだそうで、これなどはまさに鈍感の極致です。
女性からしたら、かなり迷惑なことなのかも知れませんが、男はそのくらいの方が逞しくて良いと言うことだと思います。

“なるほど!”と思えるお話でした。
氏は、つい最近、このタイトルのエッセイを出版されたようですので、興味のある方は読んでみて下さい。

                               from 半次郎


最新の画像もっと見る

6 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (鈴音)
2007-03-01 23:14:24
ご無沙汰しています。
弥生三月、春ですね。

「鈍感力」この本は、話題になっているようですね。
渡辺淳一さんと言えば官能小説のイメージが強いのですが、全然ジャンルが違いそうですね。
鈍感な方がたくましく生きられるって事でしょうか?
読んでみたい本です
返信する
鈍感ですか。 (うだぷー)
2007-03-02 18:23:02
すぐにキレたりするのは、鈍感力が低いからですかぁ~。カルシウムが足りないとか、食生活もダメなのかと思ったりします。
この方の本は、買うのも勇気要りそうですね
読むのも、ブックカバーでも付けて見ないと
返信する
>鈴音さんへ (半次郎)
2007-03-02 22:21:40
コメント、ありがとうございます。

弥生三月・・・良い言葉ですね。
耳に優しい響きです。

渡辺淳一は半次郎の大好きな作家でした。
といっても20年以上も前のことです。
初期の小説は“医者としての目”が至る所に現れていて、手塚治虫に通ずるものがありました。
最近の作品は、ちょっと手が出ませんね。
でも、エッセイならまともなのかなと期待しています。
返信する
>うだぷーさんへ (半次郎)
2007-03-02 22:40:01
そうです、カルシウムが足りないのも鈍感力という尺度で測れば鈍感力が低いということになるのかと思います。

渡辺淳一の本は昔のものがお薦めです。
半次郎が好きなのは、『光と影』、『死化粧』、『花埋み』、『白い宴』、『ダブルハート』、『阿寒に果つ』、『無影灯』あたりでしょうか。
医学的な作品がお薦めです。
直木賞を受賞した『光と影』は、特に面白かったですよ。
簡単に言えば、同じ病気でありながら、明暗が分かれるという内容ですが、方や総理大臣にまで登り詰めましたから、この“光と影”は大きいですよね。
返信する
Unknown (カイ)
2007-03-03 19:55:07
こんばんは。
「鈍感力」ですか…。
そうですね、私もあることでは鈍感。
また別のことでは繊細、過敏すぎる。
いけませんね~。もっと鈍感でないと。
たくましさが欲しいですね。
変に考え込んでしまうこともあったりして。
「鈍感力」読んでみたいと思いました。
返信する
>カイさんへ (半次郎)
2007-03-03 20:54:24
コメント、ありがとうございます。

半次郎も鈍感と繊細が同居しています。
しかし、齢を経る毎に気にならない部分が増えてくるようです。
でも、図太さとか逞しさとは違うんですよね~。
もっと、図太く逞しい男になりたいのですが、どうやら無い物ネダリのようで・・・。
返信する

post a comment