半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

2017年も幸多かれ~!

2017年01月05日 12時25分34秒 | よもやま話

明けましておめでとうございます
    本年もどうぞよろしくおねがいいたします

半次郎です。

今日は1月5日(木)。
半次郎は今日から仕事始めです。

昨日までは比較的穏やかで暖かい日が続きましたが、今日からまた寒くなりました。
暫く寒い日が続くようですから、風邪を引かないよう、気合いを入れて過ごしたいと思います。

さて、今年の元日は家内と二人で新宿の末広亭に行って参りました。
第1部の主任(トリ)が春風亭昇太さんで、笑福亭鶴光師匠も出演していましたので、この二人を目当てに、久し振りに末広亭に行きました。
思えば、学生時代には北新宿に住んでいたこともあり、しょっちゅう弁当を持って昼席から夜席まで聴いたものでしたが、最近はトンとご無沙汰している状態でした。

と言うのも、基本的に末広亭は出演者が多く、じっくりと噺を聴かせるというのではなく顔見せ的な人気者を多く出演させる寄席なので、一人の持ち時間が短いのです。
反対に、上野の鈴本演芸場は、出演者を少なくし、噺をじっくり聴かせる形態を取っていますから、半次郎は鈴本に行く機会が多くなりました。
ただし、鈴本には落語協会しか出ませんから、今回の落語芸術協会の演芸を聴こうと思ったら、鈴本以外の寄席に行くしかないのです。

・・・と言うことで、今回はどうしても落語芸術協会の演芸を観たくて新宿まで出ることにしたのです。

半次郎が末広亭に通っていた頃に活躍をしていた四天王(談志、志ん朝、先代圓楽、先代柳朝或いは圓蔵)は、みんな鬼籍に入ってしまいました。
昭和の名人圓生や、落語界初の人間国宝になった先代の小さん、とんち教室で有名な先々代の柳橋、晩年は彦六になった怪談噺だけではなく落とし噺も味のあった先代の正蔵、同じく先代の馬生、
などなど、綺羅星の如く輝きを放っていた噺家が至芸を魅せてくれていた場所です。
時代は移り変わって、一昔前の名人上手は天国に旅立ってしまいましたが、また新しいスターが現れるものですね。
寄席の灯は消えることはなさそうです。

後日、この日第2部の主任(トリ)を取った歌丸さんが、2日目から体調を崩して休演されると聞いて、家内が「あらぁ、あの時観ておけば良かったわね。」と一言。
「大丈夫、また観る機会はあるよ。」と言いながら、少し心配な半次郎でした。



さて、翌2日は末娘と3人で、初詣に成田山新勝寺に行きました。
とても混んでいて、参道に長い列が出来ていたのですが、それでも何とか無事にお参りを済ませることが出来ました。
その参道でいつも買うクマの形をした人形焼き(カステラ?)があるのですが、今年は余りの人の多さに、往きに買うことにしました。
このお店はいつも「一クマ、二クマ、三クマ・・・」と人形焼きを数えて、必ず注文した数より7~8個は多く袋に入れてくれます。
寒さが吹き飛ぶ瞬間です。
たかが人形焼きくらいでとお思いでしょうが、これ本当です。

さて、今年も皆様にトリまして、ますます良い一年になりますようお祈りさせて頂きながら、2017年最初の記事とさせて頂きます。

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