こんにちは、半次郎です。
今日は雨ですね。
それにしても気象庁の予報は凄いですね、梅雨入り宣言をしてから、スッキリしない天気が続いています。
驚くほど正確になったものですね。
大したものです。
さて、大したものと言えば、理化学研究所のチームが発見し日本で初めて命名権を獲得した原子番号113番の新元素の名称が「ニホニウム」に決まったそうです。
元素記号は「Nh」です。
学校で習う元素の周期表に、初めて日本で生まれた元素が名を連ねることになりますね。
何だかワクワクします。
「すいへ~、りーべ~、僕の船・・・」と覚えたあの元素記号。
半次郎は、「水平の離別か、他の船が来た・・・」と教えてもらいました。
京大を首席で卒業した先生でしたが、参考書に載っているものと違うので少し戸惑いましたが・・・。
その元素記号に、日本産の元素が加わることになるのです。
これはビッグニュースですね。
今、化学を学習している生徒にとっては、とても興味をそそられる出来事ではないかと思うのです。
将来、化学の分野に進む学生が増えるきっかけになるのではないかと喜んでいます。
半次郎、何を隠そう大学の専門は化学でした。
それだけに、期待しています。
半次郎はその後、化学の分野には就職せず、コンピュータの技術者になってしまいました。
それはさておき、この元素は自然界には存在せず、実験で生成するしかありません。
元素記号:30番の亜鉛(Zn)と、元素記号:83番のビスマス(Bi)の原子同士を超高速で衝突させると、僅かな確率で核融合が起こり生成されるというものだそうです。
しかも、すぐに他の元素に変わってしまうのだとか・・・。
何とも難しい元素です。
それだけに、日本の研究チームの技術力が世界にアピールされることは間違いありません。
今回のこの偉業で気になるのは、何故「ニホニウム」という名前なのか?という問題です。
大体、国際的には「二ホン」ではなく「ニッポン」のはず。
朱鷺の学名も「ニッポニアニッポン」と言うくらいですから。
それで調べてみたら、何と、1908年に小川正孝氏という研究者が43番元素を精製・分離したとして発表し、そこで「ニッポニウム」という名前が採用されたのですが、他の誰も結果を再現できなかったため幻となり、その29年後に別の研究者が43番元素を作り出し「テクネチウム」と命名されたという経緯があったのだそうです。
なるほどね。
「ニホニウム」でも有り難いですよね。
ところで、この元素を見つけるために、日本政府は約7億円の研究費を投じたそうですが、この額は回収できるのでしょうか?
今後のためにも、採算が合うようにして頂けると良いのですが。
まっ、どこやらの知事のように無駄遣いをしないで貰えれば、日本にもお金が貯まっていくのですけどね。
変な人を知事にしてしまったものだと諦めるよりしょうがないでしょうね。
半次郎の住む千葉県ではないので、静観しておきます。
今のところは、とりあえず、偉業達成を喜ぶことにしましょう。
From 半次郎
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