ＪＡＬの株も紙屑に！？

こんにちは、半次郎です。

昨日、今日ととても暖かな陽気で、とても気持ちが良いですね。
ただし、雪の積もっている山間部では、雪崩の危険がありますので、ご注意ください。

さて、２兆円を超える公的資金を受け再建策が注目されていた日本航空が、予想通り会社更正法の適用を申請し受理されました。
これを受け、東証では上場廃止を決定し、事実上ＪＡＬの株は紙屑となることが決定しました。

株主の皆さんにとっては年明け早々、辛い結果となりましたね。
お察し致します。

半次郎は、ＪＡＬの株こそ持っては居ませんが、一昨年、同じように上場廃止となった企業の株式を所有しており、地獄のような辛い経験をしました。

会社更正法を申請したと言うニュースが流れるや売りが殺到し、株価はストップ安の連続で、結局、１桁台の値段でしか売れませんでした。

今回のＪＡＬは既に会社更正法の申請もありそうだとのニュースが報道されていたため、ストップ安を繰り返し、紙屑に近い値になっていましたが…。

数十万円あるいは数百万円が、一瞬の内にたかだか数千円～数万円の変わり果てた姿になってしまいました。

それにしても、２兆３千億円の負債を肩代わりするのは辛いな～。
この額は、２００９年に倒産した全ての会社の負債総額に近い額なのだとか。
ということは、ＪＡＬ一社を救うお金があれば、２００９年に倒産した全ての会社を救えるということです。
やれやれ。

ＪＡＬでは、再建計画の一環として、これから一万人規模のリストラが予定されているようです。
またしても失業率が上がる訳です。

日本経済の“Ｖ字回復”は遠いようです。

from 半次郎